かつての面影を探して(サマシ・アラグヴェリ駅~サムゴリ駅編)
トビリシ国際空港はトビリシの街からかなり離れた郊外にあります。空港から市街地まで運行している37番の青いバスは空港を出ると郊外のカヘティ・ハイウェイを20~30分ひた走ります。そしてハイウェイを左折してメトロのイサニ駅付近からトビリシの市街地に入っていきます。
↑イサニ駅構内のウォールアート。
↑サムゴリ駅構内のウォールアート。
↑サムゴリ駅前市場。
※因みに僕の記憶では、当時バスはヴァルケテリ駅付近南側から市街地に入って来たと記憶しています。
【追記】記事を書いた後で間違いに気付きまして、バスがハイウェイを曲がる場所はサマシ・アラグヴェリ駅とイサニ駅の中間点ですね。(2019.09.26)
↑サムゴリ操車場。
↑トビリシ婚礼会館。
従って、初めてトビリシ空港に降り立った僕にとって、最初に目にしたトビリシの街並はこのイサニ駅付近の風景でした。当時は下車するべきバス停も良く把握していなかったので、乗客の多くが下車した街の中心地のバス停で一緒に下車してみました。 第一印象というものは強く記憶に刻まれるものです。バスを降りて周りを見渡した時の印象は良く覚えています。周り360度見渡して見た事がある情報が何一つ無い...。
↑パズルのような建物。
現在は情報過多とも言える社会となり、行った事が無い場所であってもネットやTVの情報である程度の印象は知っています。僕もネットでトビリシの情報は事前に調べていました。でもトビリシの情報はネット上にもまだまだ少なかったようで、実際に目にするトビリシの街は僕が描いた想像図とはまるで違うものでした。
↑旧市街の家屋。
今まで一度も見た事が無い場所。それは自分の頭の中の迷路に迷い込んだような、或いは現実の裏側に足を踏み入れたような、魔訶不思議な感覚です。僕自身、今までにあまり経験が無く、そしてこれからもあまり経験する事が無い感覚でしょう。
↑旧市街の路地。
世界の主要都市の中でもトビリシは、現在このような体験ができる数少ない場所の一つでしょう。しかし時代はどんどん進みます。あと5年~10年くらいするとこのトビリシの情報もネットに溢れてしまって真新しいものでは無くなってしまうかも知れない...。まあ、僕もその情報をリークしている一人なのですが...(笑)。
そうなってしまう前に...。一度トビリシを訪れてみると、生きている中で1回出来るかどうかも解らない不思議な体験が出来るかもしれません、よ。
↑トビリシの風景が見渡せる公園。
【英語/カルトリ語表記と発音】
イサニ駅(Isani/ისანი/isani)
サムゴリ駅(Samgori/სამგორი/samgori)
サマシ・アラグヴェリ駅(300 Aragveli/300 არაგველი/samasi aragveli)
ヴァルケティリ駅(Varketili/ვარკეთილი/vark'etili)
カヘティ・ハイウェイ(Kakheti Highway/კახეთის გზატკეცილი/k'akhetis gzat'k'etsili)
※地図は上から
イサニ駅
サムゴリ操車場
トビリシ婚礼会館
街が見渡せる公園
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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