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ウズベキスタン入出国について(後編:タシケント空港での注意点)

カテゴリー:交通・鉄道・航空 投稿日:2015年10月 8日

 Assalom alaykum! タシケント特派員の齋藤です。
 

 今回は、タシケント渡航に際して、VISAと航空券を取得し、無事タシケント国際空港に降り立った後のプロセスについてお話したいと思います。


インチョン空港 出発ボード.jpg

 私はこれまで、飛行機がウズベキスタンに到着した後、ベルト着用のサインが消えたら大急ぎで身支度を整えて飛行機を降りる準備をし、飛行機のドアが開いたらパスポートコントロール(パスコン)へ駆け出すようにしてきました。また、ウズベキスタンへ渡航する日本人がいれば、その人にもそうするようにアドバイスしてきました。
 なぜかというと、パスポートチェックにすごく時間がかかり、また、ウズベキスタン人の旅客の中には順番を守らない人が多いこともあって、パスコンの付近はカオスのような人ごみになるからです。そのため、できるだけパスコンの係官のボックスの前に一番乗りしておいた方が、後々のストレスが少なくて済むのです。
 特派員はこれまで、空路では、カザフスタンに2回、キルギスに3回、タジキスタンに1回、入国しましたが、それらほかの中央アジア諸国の空港と比べても、タシケント空港の混雑ぶりは際立っていると思います。
 しかし特派員は最近、この「パスコンダッシュ」をしてもあまり意味がないのではないかと思うようになりました。なぜかというと、パスコンを過ぎた後、ターンテーブルから預け荷物が出てくるのに、これまた時間がかかるのです。WiFiでも動いていれば、スマホンで時間をつぶせるのですが、タシケント空港のWiFiは最近特に不安定になっているような...。
 

 無事に荷物を受け取れたら、今度は税関申告です。ここが大事!
 税関申告書(ロシア語:タモージェンナヤ デクララーツィヤ)は、飛行機の中で渡され、英語版もあります。詳しい書式については『地球の歩き方』本誌にも掲載されているので割愛しますが、特派員から特に念押ししておきたいのが、入国の際も、出国の際も、所持金額を「正確に」記入しておくこと、です。面倒くさがらずに、1円の単位まで記入するようにしてください。税関申告書を提出し、荷物のX線検査を受けたら、入国手続きは終了です。税関申告書は二枚記入し、一枚は帰ってきますが、これは出国の際に必要となりますので、絶対に失くさないでください。
 以上が、入国までの手続きです。ちなみに特派員は今回のウズベキスタン入国に際しては、着陸から税関通過まで2時間半かかりました。しかし、9月に国際会議参加のために日本から訪ウズされた研究者の団体の皆様は、着陸からホテル着まで4時間かかっていました。


 さて、ウズベキスタン滞在が終わり、出国です。
 ここでは、


1、 空港にある税関申告書に、所持金の残りとそのほかの情報を記入し、入国の際に帰ってきた税関申告書と一緒に提出。
2、 パスコン


 で終わり。入国に比べれば手続き自体はシンプルです。
 ただ、1、の税関申告については、パスコンボックス前に列をなす旅行者に対して、係官が抜き打ちで所持金検査を行うことがよくあります(特に日本人旅行者、それも、男性の、バックパッカーなどの一人旅が狙われる気がします)。特派員はこれまでの5回の出国で、3回この検査にぶつかりました。具体的には、列の中から「ちょっとあなた...」と係官にパスコン横の小部屋に連れていかれ、手持ちの荷物と所持金の検査を受けます。ここで申告額と合わないと、厳しく詰問されたりします。ですので、この際に堂々としていられるようにするためにも、申告額は、それこそ1円単位で正確に。
 特派員は一度、まだ小銭を持っているのでは、と、「飛べ」、とカツアゲよろしくジャンプさせられたことがあります(本当です)。聞いた話では、申告額よりも多い額のお金(それも、入国の際に申告した額よりも出国の時に所持していた額のほうが多い)を所持していたために、全額没収という目にあった日本人旅行者もいるそうです。
 ちなみに、仕事等で頻繁に行き来する人のためにお伝えしますと、ウズベキスタンの通貨「スム」ですが、50万スムまでなら持ち出し&持ちこみOKだそうです。
 また、ウズベキスタンでは出版から50年が経過した本は「文化財」として国外持ち出しが禁止されているため、現地で購入した本をかばんに入れていると、出版年を確認されます。そのほか骨董品のようなものを持っていると、これもチェックされるかもしれません。
 その後もいくつかのセキュリティチェックがあり、これにも結構時間を取られます。ですので、空港へは2時間半前くらいに到着するようにしておいた方がいいでしょう。
 出発ロビーまで出れば、あとはWiFi(スピードは早くはありませんが)も使えますし、自由に時間をお過ごしください。


タシケント空港 ロビーその2.jpg

 このように書いていくと、ずいぶん厳しい出入国手続きのように思えるかもしれません。しかし、今回特派員が通過したウズベキスタン入国手続きでは、以前は5つあるうちの2つにしか係官が入っていなかったパスコンボックスの全部に係官が入って入国手続きをするようになっているなど、徐々に改善してきていると思います。期待しすぎない程度に今後に期待しましょう。
 とにかく出入国手続きで書類に不備があると、旅行のスタートでケチがつく、または最後に悪印象が残るかもしれず、そうなれば、手間を取らされる旅行者本人にとっても、悪いイメージを持たれるウズベキスタンにとっても、双方にとって不幸なので、手続きはきちんと踏みましょう。
(注:以上のデータは2015年現在のものです)


 それでは皆様、Oq yo'l! (よい旅を!)

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齋藤 竜太

ウズベキスタン・タシケント特派員の齋藤 竜太が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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