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タシケントでアルメニア教会を探す旅(前編)

カテゴリー:文化・芸術・美術 投稿日:2015年3月 1日

 Assalom alaykum! 皆様こんにちは!タシケント特派員の齋藤です。
 前回、アルメニア料理店での友人との会話からの流れで、タシケントにあるアルメニア教会を探そうと思い立った特派員は、後日ネットで調べたアルメニア教会の住所をiPhoneにメモし、とある休日、探索に出かけました。
 ミルゾウルグベック通り(ミルゾウルグベック コチャシ)とパルケント通り(パルケント コチャシ)の交差点を東、パルケント通りをイラン大使館がある方とは逆に向かいます。途中、右手にパルケントバザールがありますが、ずんずん先に進みました。
 パルケント通りをとにかくずっと行った先、左手に見えてくる、イッシクスフ通り(イッシクスフ コチャシ)まで行けばアルメニア教会が見つかるようなのですが、なかなかたどり着きません。タシケントは広々とした都市設計なので、どれだけ歩いたかの距離感がつかみにくいのです。
 途中、自動車修理工場で、オイルで黒くなりながら車のエンジンルームをいじっていたウズベク人に、「イッシクスフ通りって知っていますか?」と訊きました。ある人は「知らない」といい、また別の人は「イッシクスフ通り?そりゃあ、タシケント市街の反対側だよ!車で20分かかるぜ!」と答えます。ウズベキスタンは同じ地名や通りの名前があったりするため(例えば、「タシケント通り」や「ウズベキスタン通り」が国内各地の諸都市にあったりする)、これもややこしい。
 パルケント通りをとにかく進んでいくと、左手に伸びる小道と出会いました。小道の両側に、どれもちょっと傾いたような住宅が奥に向かって並んでいます。そこで屯していた、スカーフをかぶったウズベク人のおばちゃん三人組に訊いてみたところ、「イッシクスフ通り?うーんと、あ、きっとこの小道の奥だよ!」というあてにならない答え。
 パルケント通りをもう少し先まで進んだところで、「また後日、もっと地図を確認してから来よう」と思い、あきらめて引き返しました。

 おばちゃんに道を訊いたところまで戻ってきました。ダメでもともと、その小道を奥に入ってみました。左右はどれもごく普通の、タシケント市郊外によくあるような住宅ばかり。結局行き止まりとなり、突当りからパルケント通りまで引き返すことにしました。
 建設中なんだか解体中なんだかわからない家が多く並んでいる中で、途中、ふと、金色のプレートを門にかけている家が目に留まりました。近づいてよく見てみると、

キリスト教教会
"****"
タシケント市ミルゾウルグベック区
****通り***

 タシケントではロシア正教の荘厳な教会建築ばかり見ているので、民家のような質素な構えの教会が珍しくてうろうろしていると、門の横の窓からロシア人と思しき人が顔を出して、「何か御用ですか?」と声をかけてきました。「この近くにアルメニア教会があると聞いたのですが...」と尋ねると、「うーん、知らないですね。ちょっと仲間に訊いてみましょう」と、中に促されました。
 入ったところは中庭になっていて、奥に集会場のようなものが見えるほかはごく普通の民家。なんとなく、以前日本で、大学の韓国人の友人に誘われてのぞいてみた在日韓国人の教会を思い出します。全員ロシア語母語話者らしい、教会の信者さんたちに訊いてみたところ、一人が「ああ、その教会知っているよ。車で一緒に行きましょう」と提案してくれました。
 正直、会ったばかりの人の車に乗ってどこかに連れていかれるのは抵抗があったのですが、見るからに熱心な宗教関係者であったことと、乗るよう促された車が結構な高級車であり、外国人を騙して身ぐるみ剥がなければならないような困窮した人とは思えなかったため、乗せてもらうことにしました。
 車のエンジンがかかった途端、スピーカーからロシア語の讃美歌が大音量で響いてきました。車内で訊いてみたところ、彼らはウズベキスタンでは珍しい、プロテスタントの信者だとのこと。昔日本で見学した韓国人の教会もプロテスタント教会だったので、何となく雰囲気が似ているのも少し納得です。彼らの話によると、ウズベキスタン国内には現在12のプロテスタント教会があるそうです。
 目当てのイッシクスフ通りは、あきらめて引き返したところからもう少し先に行ったところで、結構大きな通りです(それにしてもなんであのウズベク人たちはこんな大きな通りの名前を知らなかったのか...!)。アルメニア教会もすぐに見つかりました。以前写真で見たアルメニアの教会そのままの建築様式です。


IMG_1254.JPG

 教会の前に車を止めてくれました。教会の門の上部には、アルメニア文字がレリーフになっています。同行してくれたプロテスタント教会の信者さんが呼び鈴を鳴らしても、返事がありません。ドアを押すと、鍵がかかっていませんでした。中に入る彼らに、「モージナ?(いいんですか?)」と訊くと、「OK,OK」というように、手招きします...


IMG_1255.JPG


IMG_1256.JPG

 長くなりそうなので、以降は次回。

 それでは、Ko'rshamiz! (またお会いしましょう!)

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齋藤 竜太

ウズベキスタン・タシケント特派員の齋藤 竜太が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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