エストニア 名前の日(Nimepäevad)とは?

公開日 : 2022年01月25日
最終更新 :

エストニアからこんにちは!

今年は移住して初めてエストニアのカレンダーを購入しました。今までは日本のものや使い勝手が良いよう手作りしたものを使っていたんです。何故かエストニアのカレンダーは予定を書くスペースが狭くて...。しかし今年はスペースが広いものを発見!

12.jpg

開いてみるとその日ごとに名前がいくつか書かれているではありませんか。これは一体?

11.jpg

※ちなみに、本日1月24日はNaima(ナイマ)さん、Naimi(ナイミ)さんの日。

これは聖名祝日と呼ばれ、キリスト教ではそれぞれの日にちと聖人が関連づけられているようです。

例えば2月14日バレンタインデーはSt.Valentinus(セイント ヴァレンティヌス)の日ということで、手元のカレンダーではValentin(ヴァレンティン)、Valle(ヴァッレ)、Vallo(ヴァッロ)、Vallot(ヴァッロッツ)さんの日とされています。

7月25日の聖ヤコブの日(St.Jacob)はJakob(ヤコブ)、Jaagup(ヤーグップ)、Jaak(ヤーク)、Jass(ヤッス)さんの日です。

カレンダーにはこのような聖人にちなんだ名前が振られており、子供への名づけの参考にされています。試しに友人の誕生日の名前を見てみると、まさに名前の日が名付けられていた人が何人かいました! 日本では漢字の意味や季節、両親にちなんだ名前を付けることが多いですが、エストニアでの名づけにはこのような背景があったのかーとひとつ勉強になりました。

・昨年の書いた名前に関する記事はこちら→https://tokuhain.arukikata.co.jp/tartu/2021/01/2020.html

筆者

エストニア特派員

Zimmermann Misato

2018年秋にエストニア第二の都市タルトゥへ移住しました。スーパーや市場をうろついて美味しそうな食べ物を探すのが毎日のお楽しみ。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。