エストニア 新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しています

公開日 : 2021年10月28日
最終更新 :

エストニアからこんにちは!本日はエストニア国内の新型コロナウイルスの感染拡大状況をお知らせ致します。

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8月末より屋内の公共施設および公共交通機関内でのマスク着用、一部の公共施設への入場や飲食店内での食事にワクチン証明書、新型コロナウイルスからの回復証明書または有効な陰性証明書の提示が義務付けられました。

にも関わらず関わらず感染者数は減少どころか増加の一方をたどり、ついには過去24時間の新規感染者数が2000人を越える日が出てしまいました。死亡者数も1日につき5~10人ほど報告されています。人口約130万人の国ではとても大きな数字です。

入院患者数も増え続ける一方で、すでに患者が受け入れ可能な人数に達してしまった病院もあり、このままでは11月中に国内全ての病院が満杯になると推測されています。とても深刻な状況です。

今月25日からは一部の公共施設への入場および飲食店内での食事の際に必要な証明書のうち、陰性証明書の提示は無効となりました。これまでは有効な証明書を持たない人に対し施設やイベントの入り口でクイックテストを受け陰性の場合は入場可能でしたが、それが出来なくなります。国内でのワクチン接種率が伸び悩んでいるエストニア。ワクチン未接種の入院患者が大半を占めているので、未接種の方々にワクチン接種を促したいのでしょう。

隣国ラトビアは感染者数増加につきロックダウンが決行されました。エストニアも時間の問題かと思われます。

また新しい情報が入り次第お知らせ致します。最後に今朝撮影したラエコヤ広場の写真をどうぞ!

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☆本日の情報源はこちらです☆

筆者

エストニア特派員

Zimmermann Misato

2018年秋にエストニア第二の都市タルトゥへ移住しました。スーパーや市場をうろついて美味しそうな食べ物を探すのが毎日のお楽しみ。

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