エストニア 新型コロナウイルス感染拡大防止策について
2020年3月13日現在、エストニアでは41名の新型コロナウイルス感染者が確認されています。(完治した人を含む)感染者数が日に日に増えていることから、エストニア政府より新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が出されました。
●3月16日(月)より学校閉鎖●
授業は自宅でのオンライン授業に切り替わります。2週間ごとに様子を見てオンライン授業の継続または学校での授業を再開するか決定するそうです。
●博物館、映画館などが2020年5月1日まで閉館。イベント開催も禁止に●
国内のすべての博物館、映画館が閉館。公演やコンサート、会議、イベントの開催も禁止となります。今朝町なかにある科学センターAHAAA!の前を通ると、早速閉館の案内が出されていました。
●エストニア入国に関して●
国内すべての国境検問所にて、直近の訪問国をアンケートに記入します。政府が発表する感染リスクの高い国、中レベルの国よりエストニアへ入国する場合、2週間の隔離措置が取られます。
〇3月13日現在発表されているリスク国〇
中国、イタリア、イラン、韓国、フランスの特定の行政区、ドイツの特定の州、オーストリアのチロル州、日本、シンガポール、スペインのマドリッド、カタロニア、バスク地方。
事実上日本からエストニアへの短期旅行に制限がかかりました。リスク国(高レベル、中レベル)の対象となる国・地域は毎朝見直されるそうなので、エストニア旅行を計画・予定されている方は時期を改めた方がよいでしょう。
ERR(エストニア国営放送)のWebサイトにて、英語でエストニアのニュースを見ることができます。https://news.err.ee/
春が近づきエストニアを含む北欧への旅行がしやすい時期にこのような状況になってしまい、とても残念に思います。
また情報が入り次第お知らせします!
筆者
エストニア特派員
Zimmermann Misato
2018年秋にエストニア第二の都市タルトゥへ移住しました。スーパーや市場をうろついて美味しそうな食べ物を探すのが毎日のお楽しみ。
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