台湾で牛奶果(スターアップル)を食べてみた!味や食感は?
カテゴリー: 投稿日:2022年5月 9日
マンゴーにバナナ、ライチなど台湾は果物天国! 台湾に住んで約2年の筆者みみですが、食べたことのない南国フルーツもまだまだたくさんあります。今回はその中でも珍しい牛奶果(スターアップル)を紹介します!
牛奶果とは?

牛奶果はニョウナイグオと読みます。大きさは日本のりんごくらいです。断面が星に似ていることから別名スターアップル。果肉の白色部分からは粘度のある白乳液が出るため、ミルクアップルともよばれます。中国語では牛奶(ミルク)、果(果物)と表現。白い果肉は熟すと甘みが強くなり、食感は寒天のように変化します。
食感の観点から牛奶果は台湾で黃金果(ファンジングオ)に似ているとも。黃金果とは"黄金のこんにゃく"といわれる果物なのです。
牛奶果の切り方

画像のようにくし切りにしてみました。牛奶果は熟して柔らかくなってからが食べごろであり、くし切りにすると柔らかすぎて食べにくい印象。
続いて、半分にカットしてみました。これだと果肉部分も簡単にすくうことができ、食べやすい! きれいな星模様の出し方は牛奶果を左右半分に切るのではなく、上下で上と下に分かれるよう切るのがポイントです。せっかくきれいな星模様なので目でも楽しみたいですよね。
実食!牛奶果の味や食感は?

実際に食べてみて、私が直感で思ったのが熟した柿です。食感も味もそう感じました。ほんのり甘く、とろっとした食感。食べるタイミングにもよるかもしれませんが、黃金果より柔らかい印象です。後味がぶどうにも感じる不思議な果物です。台湾の人に牛奶果の味について聞いてみると"釈迦頭が近い""柿とマンゴーの融合"など表現もさまざまでした。
(ライター:地球の歩き方特派員みみ)