もう1月だけど?!台湾は忘年会シーズン真っただ中!

公開日 : 2018年01月28日
最終更新 :
筆者 : Mikiko

早いもので2018年に入り、既に1か月が過ぎようとしています。

日本では既に新年会シーズンも終わったのではと思います。

ところが台湾ではただいま「忘年会」シーズン真っただ中です!

え?!1月下旬に忘年会?!と思いますが、

中華圏では今が年末なんですよ!

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中華圏ではチャイニーズニューイヤーと呼ばれる

旧暦のお正月を重んじる場所が多く、台湾もその一つです。

2018年の旧正月は2月15日が大晦日、2月16日が1月1日、

そして1月5日にあたる2月20日までが祝日の予定です。

旧正月をお正月とすると、現在はお正月前の

年末真っただ中ということで、台湾は現在、忘年会シーズンです。

旧正月前に行う忘年会を「尾牙(ウェイヤー)」と呼び、

旧正月の1か月ほど前からが尾牙シーズンです。

忘年会というと、会社や部署のメンバーでという

イメージがありますが、台湾では取引先なども招待して

盛大に行うところが多いです。

私も先日、取引先の会社に招待していただき

尾牙に参加してまいりました。

この時期ホテルのバンケットルームは毎日尾牙の予約でいっぱいで、

どこのパーティールームも尾牙が行われ、

自分の参加するパーティーの会場を探すのも大変なくらいです。

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忘年会というと居酒屋などでカジュアルに、というイメージがありますが、

台湾の尾牙は年末の節目となる会社にとって重要なパーティーで

円卓スタイルの華やかな宴会が行われます。

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結婚式の披露宴のように縁起の良いネーミングの大皿料理が

次々と運ばれて、おいしい料理とお酒で社員たちの1年の労をねぎらいます。

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さらには抽選で「紅包(ホンバオ)」というお年玉をもらえたりと、

社員たちにも大変楽しみな1年に一度のビッグイベントになっています。

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また挨拶として乾杯するのも尾牙文化であり、

かわるがわる色々な人と挨拶しながらお酒を飲んだりするので、

気が付けば50回ほど乾杯をしていたというのもめずらしくありません。

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お酒が苦手な方はジュースで乾杯でも大丈夫です。

台湾はすっかり年末のお休み前ムードが漂ってきました。

旧正月は1年の中でも1番大切な行事であり、

中華圏ではお正月の準備で慌ただしさが増してきます。

もし機会があれば台湾の尾牙に参加するとよりディープな台湾文化に触れることができますよ。

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