世界遺産級の絶景!ぜひ行きたい台湾花蓮の太魯閣(タロコ)渓谷!

公開日 : 2017年07月27日
最終更新 :
筆者 : Mikiko

2017年現在、世界遺産登録がない台湾ですが、いつか台湾がユネスコに加盟することがあれば、真っ先に自然世界遺産にも登録されるだろうと言われているのが台湾東部、花蓮県の「太魯閣渓谷」です。

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太魯閣渓谷は「太魯閣(タロコ)国立公園」にある世界的にも珍しい大理石の山々で囲まれた渓谷です。
その壮大な景色を見たいと世界中から観光客が訪れます。

太魯閣国立公園は、花蓮市中心部から車で約30分ほどとアクセスもよく、台湾の観光地を回る専用路線バス「台湾好行」バスや、旅行社のツアーなどで訪れることが出来ます。

この門から入ると、全長約200㎞に及ぶ太魯閣渓谷の横断道路が始まります。

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太魯閣渓谷内にはビュースポットがいくつかあり、絞って回れば台北からの日帰り観光も可能です。

なかでもトレッキングが好きな人に人気なのは、「砂卡礑(サカダン)歩道」です。

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「砂卡礑(Shakadang)」とは、台湾原住民族の太魯閣族の言葉で臼歯を意味し、狩りなどに使用していたとされる狭い小道でしたが、日本統治時代に水力発電用のダム建設資材を運ぶために道幅が拡張されました。

現在はトレッキングコースとして整備され、途中には実際に渡れる吊り橋などもあります。

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天気が良ければ、透き通った渓流の水の美しさを眺めながら散策できます。

太魯閣渓谷最大の見どころと言われるのが「燕子口」です。燕子口は、大理石の岩壁に無数の小さな穴があいており、そこにツバメが巣を作っているため「燕子口」と呼ばれています。

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車から降りて散策可能で、横断道路から下を見下ろすと深い谷底を見渡すことができ、壮大な太魯閣渓谷の魅力を存分に満喫できます。

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落石の危険があるため燕子口エリアの散策にはヘルメットの着用が必要です。ツアーに参加すればドライバーさんやガイドさんが準備してくれます。個人旅行の場合も、指定の場所でヘルメットのレンタルが必須です。

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他にも、太魯閣渓谷ビジターセンターでは、太魯閣国家公園について、またこの地に代々住んでいる原住民族についての資料などを見ることができます。

太魯閣渓谷から移動し、太魯閣国立公園の一番東に位置する「清水断崖」もぜひ訪れたい絶景スポットです。湾東部の高い山々から太平洋へと続く断崖が望め、紺碧の海がとても美しく、思わず感嘆のため息がこぼれます。

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ここから、トンネルを通り抜ける列車も見ることができます。山と列車が撮影できるスポットとして鉄道ファンに注目を集める場所です。

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大自然の太魯閣国家公園は台風や地震などの影響も受けやすく、土砂崩れや落石による通行止めもよく起こります。
訪れた日に見れない場所があることもありますが、訪れた日に見れない場所があることもありますが、

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太魯閣渓谷では大自然の生み出した絶景が待っています。ぜひ台北から足を延ばして、花蓮の太魯閣国家公園にも訪れてみてはいかがでしょうか。

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