台湾旅行前に知っておきたい台北の治安状況
もうすぐ7月に入り、
夏休みの旅行の計画を立てている人も多いのでは?
台湾は日本からも近く、
日本語も通じやすく、
風習や文化、食事も日本と似ているところがあるため、
海外旅行の中でも行きやすいと感じる人も多いはずです。
今回は台湾旅行に備えて、
現地から台北の治安状況をお伝えしたいと思います。
台北の治安は日本と似ており、
海外の中でも安全に関しては、
身構えることなく来ることが出来る場所だと思います。
夜のそんなに遅い時間でなければ、
1人歩きも不安に感じることも少なく、
女性の一人旅に人気なのも頷けます。
フードコートなどで
席取り用に貴重品以外の荷物を置いておく
というのはよく見かける光景で、
それでもほとんどの場合荷物を取られるという事は無く、
台湾の人たちも席取りにこの方法をよく使っています。
しかし、日本の日常生活の中で
犯罪に巻き込まれることがあるように、
台北でもちょっとした気のゆるみが、
トラブルの元になります。
台北で気を付けたいポイント①
【スリ】
最近、台湾で多発しているのは、
中国人集団などによるスリです。
例えば夜市や九份の人込みなど
人が多い場所で、
財布やパスポート、カメラやスマートフォンなどを
鞄やポケットから盗まれるケースが多発しています。
貴重品は常に目の届く場所に持ち、
鞄はなるべくチャックなどで口が閉じるものを
選ぶのがよいです。
またリュックサックは目が届きにくく、
人込みでは前掛けにするなど注意しましょう。
台北で気を付けたいポイント②
【タクシーでのトラブル】
台湾のタクシーは日本に比べると安価で、
旅行者でも利用しやすいのが嬉しいです。
行き先は予め、店名や場所名と共に、
住所を紙に書いて用意しておく、
もしくはホテルなどのビジネスカードを携帯して、
ドライバーに見せるとよいです。
ただ、利用しやすい分、
台湾のタクシーでトラブルにあったと言う人も多々います。
台湾のタクシーは親切な人がほとんどで、
約90%のタクシーは優良だとも言えます。
気を張り過ぎて、変にドライバーとトラブルを生むことは避けたいですが、
気を付けたいポイントもあります。
■ぼったくり
台湾のタクシーでぼったくりにあったという経験談を
聞くことがあります。
ただ、台湾の道路は一方通行が大変多く、複雑に入り組んでおり、
徒歩では直接行けるルートも来るまでは大回りをしなければ、
行くことが出来ない場合もよくあります。
気を緩めず注意することは大切ですが、
遠回りされているんじゃないかと敏感になる前に、
周りの標識などもチェックしてみるとよいです。
また社内にはドライバーの登録証が貼ってあります。
もし気になる場合は、乗り込んだ際にドライバーの名前や車両番号をメモしておきましょう。
トラブルが起こった際の対処で役立ちます。
■夜間の利用
夜間や早朝にタクシーを利用する場合は夜間料金で、
割増し制度があります。
メーターと違う金額でもぼったくりではないので留意しましょう。
夜間に特に女性一人でタクシーを利用するのは出来るだけ避けた方がベターです。
深夜に女性一人でタクシーを利用して、暴行を受けたというケースもあり、
予め、深夜にタクシーを利用しなければならなくなるような
スケジュールはあまり立てないようにしましょう。
どうしても深夜に一人でタクシーを利用する場合、
乗り込んだ車両の情報はかならずメモしておきましょう。
また、タクシーの乗り降りには
右側のドアのみを使用してください。
左は道路側となり、走ってきた車と接触する可能性があります。
左側のドアは開けずに、右側のみで乗り降りしてください。
また、台湾のタクシーもシートベルトの着用が必要です。
台北で気を付けたいポイント②
【交通事故】
台湾は親切な人が多いと言われますが、
交通マナーにおいてはあまりよくありません。
横断歩道を通過する際は歩行者優先というルールですが、
バイクや車が平気で我先にと通過していきます。
特に交差点で横断歩道を渡る時には、
左側に注意して、バイクや車両が来ているときには、
無理せずバイクや車両を先に通過させてください。
事故に遭わないための防衛策です。
もし台湾滞在中にトラブルに遭ったら
台湾で警察に通報する場合は110番、
救急車は119番です。
事前に日本のクレジットカード会社の連絡先、
保険会社の連絡先、緊急連絡先などを
しっかりメモしておくことも大切です。
またホテル付近の交番の位置なども
事前にチェックしておきましょう。
世界の中でも比較的安全で、
日本と同様な気持ちで出かけられる場所だとも言えます。
ぜひ夏休みの旅行先の一つとして
台湾も検討してみてくださいね!
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