離島への旅〜馬祖

公開日 : 2009年10月06日
最終更新 :

台湾本島よりも中国大陸・福建省に近い馬祖列島。

もともと台湾の対大陸軍事の最前線基地だったため、

観光客に解放されたのは1994年です。

列島の中の有人の10の島のうち、台北から北竿島と南竿島に所要時間約1時間の

飛行機の定期便がありますが、美しい自然や海、独特の街並み、

かつての軍事施設を見たい旅行者が多く、飛行機はいつもほとんど満席です。

前もって計画を立てないとなかなか上陸できません。

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まず空港に降り立ってみると、軍服を着た人がたくさんです。

以前に比べるとかなり減ったそうですが、現在もここで兵役に就いている

人がいます。

また、現地特有の言葉しか通じない、と聞いていたのですが、

普通の中国語が問題なく通じました。

主な観光スポットはかつて実際に使用されていた軍事施設です。

美しい海と、ミリタリーカラーの建物が不思議な取り合わせ。

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石と木を使った昔ながらの伝統家屋群も独特の雰囲気です。

北竿では古い家屋を改修してカフェや民宿として営業しているところも

あるのでお茶を楽しみながら海を眺めたり、宿泊もできます。

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馬祖の名産はコーリャン酒。南竿では工場見学ができます。

その副産物の紅麹を使った炒飯や、「佛手」と呼ばれる一見亀の手に見える

ような貝などの海鮮料理がこの地方の名物です。

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島のいたるところに軍事標語があって思わず緊張しますが、景色や自然は大らか、

地元の方はとても親切で、新しい台湾の一面を知ることができます。

詳しくは

馬祖国家風景区管理所

(中国語、日本語、英語)

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