シドニーの冬は光と音の祭典「ビビッド・シドニー」へ
日本とは季節が真逆のオーストラリアは6月〜8月が冬です。雪こそ降りませんが冷え込む冬のシドニー。そんな中、この時期「ビビッド・シドニー(Vivid Sydney)」のライトアップイベントを見るために、多くの人がシドニーに集まります。
新型コロナウィルスの影響で2年ぶりの開催となったこのイベント、2022年は5月27日~6月18日の間、18時から23時まで毎日開催中です。
通常は毎年5月後半から6月中旬までの約3週間開催されますので、新型コロナウィルスが収束し、今後もし冬にシドニー観光するなら、ぜひこのイベントも予定に入れてください!
ビビッド・シドニーってどんなイベント?
ビビッド・シドニーはニューサウスウェールズ州政府機関「Destination NSW」が運営する光と音の祭典で、今年12回目を迎えます。
オペラハウスや周辺の建物がカラフルにライトアップされ、建物にプロジェクションマッピングが映し出されたり、さまざまなアートが展示されたり、光のアートがあふれる町の景観は圧巻です。
このイベントはオペラハウスのあるサーキュラキーやロックス、ダーリングハーバーなどが中心ですが、年によってはボタニックガーデンや郊外にも範囲が広がることがあるので、詳しい範囲はその年にウェブサイトで確認しましょう。
■ビビッド・シドニー
光のアートを堪能しよう
オペラハウスに映し出される動くアートは見ていて飽きません。角度によっても雰囲気が違うので、時間があるならぜひ近くに行ってみたり対岸のロックス側から眺めてみたり上から見下ろしてみたり、いろんな場所から見てみるのもおすすめです。
休憩がしたければ、周辺にはレストランやバー、ビビッド・シドニーのために設けられた屋台などの特設会場もあります。
参加型の展示物もあり、今年はセントラル駅の建物に映し出されるプロジェクションマッピングに、手前で踊っている人が映し出されるという仕掛けがありました。こういったアートを見つけて遊ぶのも楽しいですよね。
クルージングも人気
船に乗って、光のアートを海から眺めるクルージングも人気があります。ライトアップされたオペラハウスを見ながらディナーなんていうのも素敵ですね。
複数の会社が運航しており、予算や時間帯に合わせて選べます。
■フェリー・インフォメーション
シドニーの冬は寒いので注意
ビビッド・シドニーに行く際に注意して欲しいのが防寒対策です。
オーストラリアは暖かいというイメージを持たれることが多いのですが、シドニーなど南の方にある地域の冬は冷え込みます。ここ最近のシドニー市内の夜は7度~15度くらいでした。
しっかりと暖かい恰好をしてから美しい光のアートを堪能してくださいね。そして記念写真をカメラに収めつつ、素敵な夜をお過ごしください。
筆者
オーストラリア特派員
Eri オーストラリア
十数年前にワーキングホリデーオーストラリアに来たのがきっかけで、そのままシドニーに住んでいます。
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