これを読めば大丈夫!オーストラリアのUGGブーツ事情

公開日 : 2016年07月13日
最終更新 :

オーストラリア土産として人気のUGGブーツ(アグ・ブーツ)。ふかふかのシープスキンが足を包んでくれ、冬場にはありがたい一足です。室内履きでも外出にも使えるので便利です。

かくいう自分も、ただ今シドニーは冬なのでそれを履きながらこのブログを書いております。あったかいっすよ。

ところで、このブーツについてはここオーストラリアでは結構混乱していますので、ここでまとめてみたいと思います。

日本や海外では、「UGGブーツ」は、いちブランドとして捉えられているようですが、ここオーストラリアでは、UGGブーツは一般名称なのでシープスキンの履物はなんでもUGGブーツと呼ばれています(というか、呼んでも違法ではない)。

さて、そのブランド名としてのUGGは、実はアメリカの会社で、世界各国に展開されており芸能人などにも愛用されているようですね。ここシドニーにもいくつか店舗があります。

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これはピットストリートにある店舗です

ここで重要なのは、ここの商品はオーストラリア製ではない、ということです。もちろんおしゃれなデザインの商品も多いので、それが気に入ればもちろん構わないのでしょうが、オーストラリア土産としてこのブランドの商品を買う...というのはちょっと違うかなあ、ということになります。

で、「せっかくだからオーストラリア製のブーツが欲しい!」という方もいるでしょうが、これを探すのもけっこう大変。

先に述べたように、UGGブーツは一般名称なので、本当にいろんなメーカー、ブランドがあり、デザインやクオリティも玉石混交です。メイドインオーストラリアをうたっていても、実はオーストラリア製のシープスキンを使ってはいるものの縫製は海外で、というケースも多いようで、ここで売られているブーツの9割は中国の工場で作られている、と言う人もいるほど。さて、どれを買ったらいいんだろう?と迷う方も多いのではないでしょうか?

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こんな看板を持った呼び込みの人が結構いて、迷います...

そこで、高品質で信頼のおけるオーストラリアのブランドを2つ紹介したいと思います。(注:アクセサリーなど一部商品はオーストラリア製ではないものもありますのでご確認ください)

まずは、ロックスに店舗を構える、UGG Since 1974

ゴールドコーストにある工場で一貫生産されていて、オーストラリア産のAグレードメリノウールしか使用していないということ。デザインもハローキティがら、デニム生地を外側に使ったものからシンプルで実用的なものと色々あります。ちょっとお高いものとしては、スワロフスキのクリスタルをあしらったブーツも売っていますよ!

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筆者が悪ノリして履いたふりをしているのがそれです。

もう一つのブランドが、EMU Australia。ここのブーツは、ビクトリア州のGeelong の工場にて生産されています。このブランドのブーツはデザインもいいのですが、防水加工されているブーツもあり、タフで便利なブーツです。

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サーキュラーキー近くのジョージストリート沿いに店舗があります。

自分も仕事柄、「UGGブーツのお店はどこですか?」と聞かれるのですが、その際には実際どのようなモノを探しているのか確認してお答えしていますが、ご参考にしていただければ、と思います。

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