シドニーの自然を楽しむ一日

公開日 : 2016年03月11日
最終更新 :

まだまだ夏の雰囲気が残っているシドニー。今回はそんなシドニーの自然を満喫できるコースをご紹介いたします。バスやフェリーといった公共交通機関を使い、けっこう歩く距離もありますが、この行き方は周回ルートなので行路がだぶらずにいいかなあ、と自画自賛しております...それでは!

まずはフェリーに乗って、ワトソンズ・ベイ(Watsons Bay)へ向かいます。ワトソンズ・ベイ行きのフェリーはサーキュラーキーから出ておりますが、あまり本数がないので事前に確認しておくといいでしょう。おっと、まだ朝食をとっていなければ、ロックスや、サーキュラーキーに沢山のカフェがあります。週末なら、ぜひオペラハウスの下にある、Opera Barの朝ごはんをトライしてみてください。海のすぐそばまでテーブルがあるので、なんといっても場所が絶好です。

P1050224.JPG

サーキュラーキーのフェリーターミナル

さて、フェリーはシドニーハーバーを横断し、高級住宅地を見ながら所要時間20分ほどでワトソンズ・ベイに到着。フェリー乗り場の反対側へ歩いていくと、ギャップ・パーク(Gap Park) へ至ります。断崖絶壁、タスマン海の波しぶきが岩に叩き付ける様は、大迫力です。そして後ろを振り返ると、シドニーの市街が広がっています。時間があれば、ぜひサウス・ヘッド(South Head) まで足を延ばしてみてください(徒歩30分ほど)。ここはシドニー湾の入り口で、反対側にはマンリーのあるノース・ヘッド(North Head) がすぐそこ、という感じで見え、意外とシドニー湾の入り口は狭いんだなあ、と実感できます。クラシックな感じの灯台や昔の砲台の台座など、絵になる建物も残っています。

Rose Bay to Watsons Bay Run (17).jpg

灯台の向こうはノース・ヘッドです。

さっき朝ごはんを食べたばかりかもしれませんが、ここでのんびりとランチを取るのもおすすめです。きちんとしたレストランに行きたい方は、フェリー乗り場の近くの、Doyles on the Beach がおすすめ。昔からあるシーフードレストランで、レトロな雰囲気がたまりません。どちらかというとビールが飲みたいなあ...という方には、その隣にある、Watsons Beach Hotel がおすすめ。ビアガーデンが広がっていて、いつもにぎわっています。食べ物も色々あって結構おいしいですよ。

ここからは、380番のバスに乗ってボンダイビーチに行ってみましょう。シドニー、いやオーストラリアで一番有名なビーチだけあって、いつも賑やか。海沿いの道にはたくさんのお店が並んでいます。カフェやレストランもたくさんあるので、ここでお昼ご飯という手もありです。海沿いのメインストリートから一本裏に入ったほうが、クオリティーの高いお店が多い傾向があります。

そして、ここからぜひ行ってほしいのが、ボンダイビーチから始まる海沿いの遊歩道です。ビーチの南側から遊歩道が始まりますが、ここは毎年恒例のSculptures by the Beach が開かれる場所で、海風に吹かれながら歩くと気分がリフレッシュされます。

Sculpture by the Sea 2014 (18).JPG

遊歩道はこんな感じで海に沿っています。彫刻は普段はありませんのであしからず!

この遊歩道、ずっと先のクージー・ビーチ(Coogee Beach)まで歩くこともできますが、時間の足りない方は、途中のブロンテ・ビーチ(Bronte Beach) で終了してもいいでしょう。ボンダイ・ビーチよりも小さなビーチで、もっとローカルでリラックスした雰囲気です。ここから出ている440番のバスに乗ると、40分ほどでシティに戻ることが出来ます。

P1050329.JPG

これがブロンテ・ビーチ。向こう側がボンダイ・ビーチで、海に沿って遊歩道があります。

シドニーって、街の近くに自然が多くていいなあ!と実感できるような一日になるかと思います。天気のいい日にでもぜひ実行してみてください。

(3月お題"1日モデルプラン")

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。