移民歓迎を象徴する「ウェルカム・ウォール」
オーストラリアへの移民、そして、その家族や友人が一堂に会する「ウェルカム・ウォールの除幕式」が、初夏らしい真っ青な空の下で行われました。
ダーリング・ハーバーにあるウェルカム・ウォールには、外国で生まれ、オーストラリアへ移住した人々の名前がずらりと並んでいます。少しずつ名前は増え続けていて、過去半年の間に追加された名前が刻まれたパネルが、年2回開催される除幕式でお披露目となるわけです。
実は、今回公開された49〜50番目のパネルに、わたしの名前も仲間入り……といっても、何かスペシャルなことをしたわけではありません。登録すれば、移民だったら誰でもOK! わたしの場合は、相棒に初来豪○周年記念としてプレゼントしたついでに加えてもらったという感じです。
壁には世界各国の旗がかけられていました
式典に集まったのは、老若男女約2,000人。ここにいる大半がヨソから海を越えてやってきた人たちなのか〜、と思うとちょっぴり感慨深いものがありました。
シドニーでは日常的に国際色豊かな数々のイヴェントが行われていますが、考えてみれば、“移民”という大きな括りで人々が集まることって、あまりないのかも。周囲から聞こえてくる会話からすると、どうやらシドニー以外から泊まりがけで来ている人も少なくないようでした。
2人の移民代表によるスピーチは、実直かつ心温まるもので、自分の移住経験と重ね合わせてか、涙ぐむ人もちらほら。「マルチカルチャリズム(多文化主義)はもはや政策や方針なんかじゃなく、今この国の現実なのだ」というくだりが印象的でした。
オーストラリアには、こういう場にぴったりな『I am Australian』という歌があります。みんなが声を張り上げていたサビの部分をご紹介しますね。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
We are one, but we are many.
And from all the lands on earth we come.
We share a dream and sing with one voice:
I am, you are, we are Australian.
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
……と、この部分がものすごく有名なのですが、1番から5番までの歌詞には、オーストラリアがぐぐっと凝縮されていて、油断するとうるっときちゃいます。↓よかったらどうぞ。
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