真夏のシドニーで祝う新世紀の始まり

公開日 : 2000年12月25日
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オーストラリアでの年末年始の行事で重きを置かれるのは、家族や親戚が一堂に会するクリスマス。今年は25日のクリスマス、26日のボクシングデー(祝日)が月、火にあたるので4連休。「Welcome Home」という旗を掲げた出迎えの人々で空港がごった返すのもこの時期だ。年中無休を謳っているツーリスト向けの施設でさえ、この日だけは休業するところがほとんど。オフィス街は閑散として、市内中心部の渋滞もさすがに見られない。お正月はどちらかと言えば、ニューイヤーズ・イブ、つまり大晦日のほうが盛り上がる。この日はオーストラリア各地で花火やパーティーが開催される。今年も、シドニーではハーバーブリッジを中心に、子供連れでも見られる午後9時のあと、午前0時に新世紀を迎える花火が上げられることになっており、早い時間からの混雑が予想されている。例年だと、朝まで続くお祭り騒ぎのあと、一夜明けての元旦は特にイベントもなく、ひっそりとしているのだが、今年はちょっと様子が違う。2001年はオーストラリアにとって連邦成立100周年なのだ。1月1日午後3時55分にはオーストラリア中の教会のベルが鳴らされ、式典とパーティーがセンテニアルパークで行われることになっている。続く、午後4時からは、ゲイ&レズビアンパレードを凌ぐ規模の記念パレードがシドニー街中からセンテニアルパークまでを練り歩く予定だ。どこまでも陽気な真夏のオーストラリアで、記念すべき21世紀を迎えるのも悪くないかも!

Journey of a Nation - The Federation Parade1月1日午後4時~コース: Macquarie Street→College Street→Oxford Street→Anzac Parade→Centennial Park

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