帰国時のGST（財・サービス税）払い戻し手続き

6月30日付けのコラムでお知らせした通り、7月1日からオーストラリアではGST（財・サービス税）と呼ばれる間接税がかかるようになった。小さなトラブルはあるものの、内税として値段が表示されていることもあってか、予想よりはるかにスムーズな新税導入となった。免税店での買い物は、これまで通りタバコ、アルコールも含めて免税扱いで購入できるが、一般の店での旅行者の買い物に関しては一定の条件下（欄外参照）で、空港で払い戻し手続きが取れる「TRS ＝ Tourist Refund Scheme」と呼ばれる制度が新たに始まった。手続きは以下の通り。1. 買い物をした店で、「Tax Invoice = 領収書」をもらう。登録番号、購入場所、購入日、明細、金額などが書かれているハズだ。2. 空港で出国手続き後、「TRSブース」にて、購入したものと一緒に 領収書 パスポート* 搭乗券を税関職員に提示する。3. 返金額$200以下であればその場で払い戻し、それ以上の場合は小切手かクレジットカードなどへの返金。まだ、係員も慣れていないので、利用する予定の人は早めにチェックインしたほうがいいだろう。を税関職員に提示する。3.返金額A$200以下であればその場で払い戻し、それ以上の場合は小切手かクレジットカードなどへの返金。まだ、係員も慣れていないので、利用する予定の人は早めにチェックインしたほうがいいだろう。

GST払い戻し対象品●手荷物として国外へ持ち出しをするもの（ビールなどのアルコール、タバコを除く）●出発の30日以内に購入したもの●ひとつのの店での購入金額合計がA$300以上のものなど。