中国・蘇州の夏のB級グルメ「蘇式緑豆湯」
カテゴリー:レストラン・料理・食材 投稿日:2022年7月23日
ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。
中国や台湾など中華圏では、夏に緑豆(りょくとう)を煮たスープ「緑豆湯(リュードウタン)」を食べる習慣があります。緑豆は、体を冷やして熱を取り除く作用があり、夏の暑い時にもってこいの食材というわけです。
「緑豆湯」は、緑豆を水と砂糖で煮た「緑豆ぜんざい」のようなものが最もポピュラーですが、蘇州では「蘇式緑豆湯」という一風違ったものが一般的に食べられています。
気温30℃を超える暑い日に、人気店に食べに行ってみました!
「蘇式緑豆湯」はこちら。

茹でた緑豆と炊いたもち米に、甘い薄荷水を注いだものが一般的です。レーズンや砂糖漬けのフルーツも入っています。今回は芋餅を追加してみました。赤と緑の細い線のようなものは、オレンジの皮の砂糖漬けだそうです。

スプーンですくいながら、食べつつ、飲みます。薄荷水が爽やかで、涼しさを感じます。
かなり量がありますが、多くの人がペロっと完食してお店を出ていってました!

普通の蘇式緑豆湯は10元(約200円)、芋餅入りは15元(約300円)でした。
中国はドリンクのデリバリー文化が浸透していて、こちらのお店も大盛況でした。

夏の蘇州で、ぜひ召し上がってみてください!

■东吴苏锦记绿豆汤(宫巷店)
・住所: 苏州市姑苏区宫巷39号
・営業時間: 10:00~21:00
・アクセス: 地下鉄1号線「临顿路」駅4号出口を出て徒歩で約5分