春節準備で賑わう蘇州・葑門横街2022

公開日 : 2022年01月22日
最終更新 :

ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。

日本でもオミクロン株が猛威を奮ってコロナ陽性者が急激に増加していますが、中国でもコロナ陽性者が増加しています。蘇州は現在の発表ではゼロですが、ほかの都市では市中感染が発生しているため、ほかの省への移動が厳しくなっています。

春節を間近に控え、買い物客で賑わう蘇州の市場「葑門横街」を訪れてみました。

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葑門横街(フェンメンヘンジエ)

ここは古くからある市場で、葑門路という長さ約690メートルほどの通りに、野菜や果物、魚、肉などの生鮮食料品から、正月雑貨を売るお店など、間口の狭いお店が並んでいます。

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お年玉袋は基本的に真っ赤です
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蘇州は長江や太湖といった河川や湖が近い土地柄、淡水魚をよく食べます

この時期は、苺を売るお店がたくさん。私はこちらで1パック(33元=約600円)買いました。とても甘くて美味しかったです!

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野菜や果物は基本的には量り売り

ちなみに葑門横街にあるお店は、季節によって販売するものが異なります。この時期は苺を売るお店でも、季節が変わると上海蟹を売っている、といった具合。この時期しか出会えない旬のものがたくさんあるのが、ここの魅力のひとつです。

この時期ならではのグルメが春巻きです。この時期の葑門横街では手作りの春巻きの皮を売るお店がいくつかあります。年中食べられる春巻きですが、実は立春の頃に芽を出す野菜を巻いて食べたことが由来とされているので、まさに今の時期の食べ物なのです。

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春巻きの皮を手焼き中

小麦粉と塩と水をよく練った、春巻きの皮の生地を鉄板の上にクレープを焼く用に薄く塗りつけて、数秒焼いて完成。職人技!購入の際は20枚や一斤(500g)といった具合に指定して買うことができます。

私は、手作りの春巻きの皮でナズナと肉を巻いた春巻き(一番右端の「荠菜肉春卷」)を購入しました。1パック15元(約270円)でした。

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手作りの春巻きの皮を売る店で、春巻きも販売

コロナが収束して、また自由に海外旅行が出来るようになったら、ぜひこちらで蘇州の食文化を味わって欲しいと思います。

葑門横街

住所
苏州市姑苏区葑门路
アクセス
地下鉄5号線「竹辉路」駅下車、3号出口を出て、莫邪路という大きな道路を北に500メートルほど歩くと右手に入口があります。(駅から徒歩約6分)

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