蘇州の季節限定グルメ「海老まみれ麺」と「ザリガニ麺」
ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。
蘇州には期間限定グルメがたくさんあります。今回はその中から、初夏から夏限定のグルメのひとつ「三虾面(海老まみれ麺)」と「小龙虾拌面(ザリガニ麺)」を紹介します!
今回訪れたのは、蘇州麺の人気店「姑蘇橋麺館」。今年2021年にできた新しいお店ですが、時間帯によっては行列ができる人気店です。
三虾面(海老まみれ麺)
こちらが「三虾面(海老まみれ麺)」。「三虾(3つの海老)」という名前の通り、「虾籽(エビの卵)」と「虾脑(エビの頭部にあるオレンジ色のもの)」と「虾仁(エビの身)」を和えた混ぜ麺です。とても小さい海老を剥くのはとても手間のかかる作業なので138元(約1700円)とお高め。
店員さんが「写真をお撮りになったら、混ぜて差し上げますよ」と言って、私が写真を撮った後、手際よく混ぜてくれました。「三虾面」は海老好きにはたまらない濃厚なお味。とてもおいしかったです。またセットになっていた、小皿もスープもとても美味でした!
小龙虾拌面(ザリガニ麺)
そしてこちらが「小龙虾拌面(ザリガニ麺)」。中国では夏場にザリガニを食べる習慣があり、そのザリガニのむき身を和えた混ぜ麺です。海老まみれ麺の方より、しっかり濃い味付けでした。こちらもおいしかったです!
ザリガニを食べたことがない方は、ザリガニって泥臭いんじゃないかと思うかもしれませんが、いまは養殖のものが多く臭みはありません。食感はロブスターに近い感じがします!
定胜糕
ここは麺メニュー以外もいろいろあるお店で、「定胜糕」というモチ菓子も食べてみました。
「定胜糕」は蘇州の伝統的なモチ菓子で、もち米の粉と、うるち米の粉に「红曲(紅麹)」と砂糖を混ぜて、型に入れて発酵させてから蒸したものだそう。「定胜糕」を直訳すると「必勝モチ」になりますが、この名前は、一説には、南宋の時代に出陣する韩世忠の勝利を祈って蘇州の民衆が特別に作ったのが起源と言われているそうです。
食べた感じは、甘過ぎないモチモチ蒸しケーキ。おいしかったです!
コロナが収束して、いつかこの時期、蘇州を訪れた際にはぜひ召し上がってみてほしい蘇州麺メニューを紹介しました!
姑苏桥面馆
- 住所
- 苏州市姑苏区人民路1736号
- アクセス
- 地下鉄4号線「北寺塔」駅下車、3番出口から出て、「人民路」という通りを南にまっすぐ3分ほど歩くと、左手にあります
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