コロナ禍の中国で人気爆発した螺蛳粉(タニシ麺)

公開日 : 2021年04月30日
最終更新 :

ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。

中国では、現在はコロナの新規感染者数はとても少なく、またワクチンの摂取も始まっており、コロナ以前とほぼ変わらない生活を送っています。

しかし2020年の旧正月休み以降数ヵ月間、飲食店は強制的に営業停止になっていた時期がありました。そんな時期に中国で人気が爆発してインスタントがバカ売れしたのが「螺蛳粉(ルォースーフェン)」です。「螺蛳」はタニシ、「粉」はビーフンのことなので、タニシ麺ということになります。

私はなかなか食べる機会がなかったのですが、先日初めて食べておいしかったのでご紹介!

調べたところによると「螺蛳粉」とは、広西柳州の名物で、辣、爽、鲜、酸の味を持つ熱い独特な風味のスープに、柳州特有の米粉(ビーフン)、トッピングの発酵したタケノコの漬物、ピーナッツ、揚げた湯葉、大根などが調和している食べ物とのこと。

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タニシでスープのダシを取っていること、そして臭い!と聞いていたのですが、私は全然大丈夫でした! タケノコの漬物が独特な風味でしたが、全然おいしかったです。スープが辛くて酸っぱかったので、とても食欲をそそる味でした! ちなみにタニシは具としては入っていませんでした。

今回注文したのは一番左上にある「阿花家螺蛳粉」24元(約400円)。トッピングによって値段が違うのですが、お肉系のもの(ソーセージや煮込み肉)が入っているものほど高くなっているようです。

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「螺蛳粉」が中国のコロナ禍でとても人気になった理由のひとつは、出かけられないが家でインスタントラーメンを食べるのは嫌だ、しかしずっと出前を取るのも高いし安全じゃない、でも自炊もできないという若い世代が、「インスタントラーメンより上、出前より下」という価格のインスタント螺蛳粉を選んだということのようです。

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こちらのお店は平日お昼には満席になっていました。いまは外でも食べられるようになったので、お手軽お昼ごはんによく選ばれているようです。

日本でもインスタント螺蛳粉がネット通販で購入できるようなので、ご興味のある方はぜひお試しください。

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