[中国・蘇州の近況]コロナと共に生活する

公開日 : 2020年07月19日
最終更新 :

ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。

久しぶりに蘇州の近況をお伝えしたいと思います。

現在の蘇州の新型コロナ感染者はゼロ

2020年7月19日現在、蘇州の新型コロナウイルス感染者数はゼロです。蘇州市のある江蘇省では、1人(国外から入国した人)と報告されています。ちなみに中国大陸でいま最も感染者数が多い地区は北京市で132人と報告されています。そのほかの地区はすべて30人以下です。

蘇州の観光地での新型コロナ対策

蘇州の観光地は、新型コロナウイルスの拡大により一時期閉鎖されましたが、現在ではほとんどの場所で再開されています。蘇州の有名な観光スポット「山塘街」は、川沿いに中国らしい古いたたずまいのお店が連なる場所で、無料で行き来できます。現在、通りの入口に検問所のようなものが設置され、検温と、蘇城コードという健康証明コードを提示することが義務づけられています。

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マスク着用率は低下

数ヵ月前までは、マスク着用率100%でした。日本と違って、病人以外がマスクをする習慣のない中国では考えられなかったことです。現在は場所によってマスクを着けたり外したりしています。例えば、バスや地下鉄などの公共機関はマスク着用が必須ですが、屋外やショッピングモールなどの広い場所は外している人が多いようです。気温が上がり蒸し暑くなっているのも、外す人が多い理由のひとつかと思います。

映画館が半年ぶりに再開

先日、中国電影局から「低リスク地区は7月20日から映画館を営業再開してもよし」という通知が発表されました。中国では1月下旬にすべての映画館が閉鎖されて以来、実に半年ぶりの営業許可です。

以前と同じように営業されるわけではなく、映画館に1日数回の消毒などのコロナ対策や、飲食物販売の禁止、座席数の30%以下の販売などが指定されています。観客もマスクの着用、映画館内での飲食禁止などが義務づけられます。

しかし、半年間営業利益のない映画館が、すぐに営業できる状態にあるわけではなく、今日の段階で、明日からの営業再開が発表されている蘇州の映画館はゼロです。

また中国の映画館で楽しく映画が見られる日が、早く来ることを願っています。

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