藤棚が美しい春の獅子林〈蘇州・世界文化遺産〉
ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。
先日の記事<【新型コロナウイルス】中国・蘇州の4月10日現在の状況>でお伝えしたとおり、蘇州では新型コロナウイルス新規感染者が(国外から中国に帰国した人の感染例を除く)ゼロの日が続き、閉鎖されていた多くの"人が集まる場所"が開放再開されています。
そこで先日、蘇州の世界文化遺産「獅子林(狮子林=シーズリン)」を訪れてみました。世界で猛威を振るう新型コロナウイルスが終息して、蘇州旅行に訪れた際にはぜひスケジュールに入れて欲しいスポットのひとつです。
「獅子林」のベストシーズンは春
獅子林のベストシーズンは、まさに今「春」です。庭園内の藤が、4月上旬のいま満開を迎えています。
参観客の多くは一眼レフカメラを抱えて、熱心に撮影している方々でした。ただ、数は少ないように感じます。市外からの移動を控える人が多いのと、市内在住者でも外出を控える人がまだまだ多くいるからではないかと思います。
ベンチがたくさんあるので、ゆっくり座って庭園を味わうことができますよ。
世界文化遺産に指定されている庭園
獅子林は、1342年(元の時代)に建造、中国古典私家園林建築を代表する建築のひとつです。世界文化遺産、蘇州四大名園のひとつでもあります。園内にある大きな石の峰の林立が、獅子に見えることから、「獅子林」と名がついたといわれています。
下の写真のように大きな石(岩)が複雑に配置され、登ったり降りたりできるようになっています。軽いアスレチックのようです。長年の経過によって、石が滑りやすくなっていますので、ぜひ歩きやすい靴でお出かけください。
庭園内に配置された建物は、庭園の池や植物を鑑賞するために造られています。建造された当時の600年前の人と同じ気分を味わってみてください。
チケットはスマホで予約、要検温・パスポート
獅子林は、2019年4月から時間別入場制を導入しています。ネットで事前に入場時間別のチケットを購入する必要があります。購入方法はこちらの記事<拙政園と獅子林の入場券の事前購入方法>をご覧ください。
また、入口で係員による検温、また身分証・パスポートの提示を求められますので必ずご携帯ください。
獅子林(狮子林/Lion Forest Garden)
- 住所
- 苏州市姑苏区园林路23号
- 入場料
- ハイシーズン(4、5月、7〜10月) 40元/オフシーズン(1〜3月、6月、11〜12月) 30元
- アクセス
- 地下鉄4号線「北寺塔」駅から徒歩約20分あるいは蘇州火車駅からは路線バス「9016路」で「蘇州博物館(拙政園獅子林)」バス停下車、徒歩300m
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