【中国・蘇州】開放が再開された「網師園」に行ってみました
ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。
先日の記事でお伝えしたとおり、世界遺産にも認定されている蘇州の観光スポットである園林が、2020年2月22日から、開放再開されました。→<【新型コロナウイルス】蘇州園林の開放が再開されました>
今週お天気のよかった日に、園林のひとつ「網師園(网师园/ワンシーユエン/Master of Nets Garden)」へ木蓮を見に行ってみました。
蘇州では新型コロナウイルスの新規感染者ゼロの日が続き、落ち着いてきたとはいえ、まだまだ感染状況が終わったわけではありません。入園に際してこれまでより手順が多くなっていましたので、ご紹介します。
入園には予約が必要
まず入園する日にち指定の入園券を予約購入します。現在、蘇州の園林をはじめ、開放が再開された観光スポットでは、入場に予約が必要なところが多くなっています。購入方法はこちらの記事をご覧ください。<拙政園と獅子林の入場券の事前購入方法 >
今回は、苏州园林旅游网webサイト(https://www.szylly.com/ )から予約しました。なお、決済手段は中国の電子マネーである支付宝(Alipay)か微信支付(WeChat Pay)のみでした。
パスポート番号や健康情報を登記する
まず門で係員に聞かれたのが、チケットの予約をしているかということ。予約していることを伝えると、非接触の体温計で検温され、蘇州コード(苏城码)と身分証(パスポート)の提示を求められました。(蘇州コード(苏城码)についてはこちらをご覧ください。→【新型コロナウイルス】蘇州は"苏城码"の登録が必要です >
門での確認が終わると、前にある仮設テントに進みます。そこでは、氏名、パスポート番号、電話番号を登記。また発熱や咳などの症状はあるか、旅行者か蘇州在住者かどうかを尋ねられました。そして、携帯電話の番号を入力して14日間以上蘇州にいたかどうかを追跡確認(現在、中国の携帯電話会社から、携帯電話番号を入力すると14日間の移動情報が追跡確認できるシステムがリリースされています)。確認が終わると、確認済みであることを示すピンクの小さな紙を渡されました。
前に進み、改札口で係員にピンクの紙を渡し、事前に予約した際に受け取ったショートメッセージについていたQRコードを改札口でかざすと、入園できました。
通常より手順が多く、また中国語で尋ねられる質問が多いので、いまは入場に際してある程度の中国語力は必要かと思います。
木蓮が見頃
今週は木蓮がちょうど見頃を迎えていました。
蘇州では、園林の開放やショッピングモールの営業が再開されたりして、日常を取り戻しつつあります。しかしまだ人が集まることは禁止されていますし、外出を控える人も多くいます。平日お昼、天気のいい日でも園内にいたのは数名です。
新型コロナウイルスが早く終息し、普段のにぎわいが戻ればいいなと思います。
網師園(网师园/ワンシーユエン/Master of Nets Garden)住所
- 住所
- 江苏省苏州市姑苏区阔家头巷11号
- アクセス
- 地下鉄の場合、地下鉄4号線「三元坊」駅下車徒歩17分/バスの場合、最寄りのバス停は「网师园」「网师园北」「网师园西」「南园宾馆」/タクシーの場合、蘇州火車駅から約30分
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