アルザス名物パンデピスとGertwiller にあるパンデピス博物館
フランス、アルザスより。
アルザスワイン街道の村Gertwillerはストラスブールからローカルバスに乗って、30分以内で行ける村です。小さな村ですが、観光地という感じでもなく、誰もいない静かな村に行きたい方にはおすすめ。
いくつかワイナリーもありますが、この村はアルザス名物パンデピスでも有名でパンデピスの博物館が2軒あります。電車の駅(無人駅)から歩いて5分たらず、かわいらしいその外観は目立つので、すぐにわかります。外観はまるでお菓子の家。その裏に博物館があります。
お店の裏にはパンデピス博物館があります。
中にはパンデピスを中心に、お菓子やアルザスのかわいらしいおみやげがいろいろ売っています。
アルザスは焼き菓子も有名で、お菓子好きにはおすすめの村です。
それではこのパンデピスとは何でしょう?
パン・デピス (Pain d'épices)
「パンデピス」はエピス=香辛料が入ったパンという意味ですが、バターを使わずに、はちみつをたっぷり入れてしっとりと焼き上げたお菓子です。フランス語で直訳すると「香辛料を使ったパン」という意味ですが、パンではなくお菓子です。
アルザスのパン・デピスはクッキー風のお菓子もあり、ドイツの老巡礼者がアルザスのヴイレ村に伝えたものが始まりだとされているそうです。また、パン・デピスは12月6日のサン二コラの日に食べるとも言われています。また、もみの木のハチミツ入りのものも主流だそう。
そんなアルザスのパンデピスを堪能するためにも、こちらの村のパンデピス博物館とお店に行ってみるのもおすすめです。お菓子好きな方にはぜひおすすめします。
■Musée du pain d'épices
・住所: 110 Rue Principale, 67140 Gertwiller
・営業時間:
土曜\t8:00〜12:00、14:00〜18:00\n |
筆者
フランス特派員
Coquelicots
アルザス地方のカフェ巡りとワイナリー巡りが好きで、アルザスワインPRの仕事をしつつ、アルザスの魅力をお届けできればと思っています。
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