ストラスブールを離れパリのデザイン展示会メゾンエオブジェへ①

公開日 : 2020年01月26日
最終更新 :
筆者 : Coquelicots

皆さんこんにちは。フランス、アルザス地方在住Coquelicotsです。

今回はアルザスをちょっと離れて仕事でパリで毎年年に2回、1月と9月に開催されているフランス最大のデザインの見本市メゾンエオブジェへ行ってきたのでその様子をご紹介します。メゾンエオブジェはBOBのプロフェッショナル対象のデザイン、家具見本市です。

1月展はJETROのサポートもあり、多くの日本企業や日本からの自治団体などが出展しています。

日本では1月展の方が9月展よりも来場者も多く、販売展開がしやすいというのですが、9月展はクリスマス商品を求めて来場する方も多く、小物やファンシーグッズ系の商品なら9月展出展も悪くはないと思います。

また、9月展は夏休み明けで、まだ仕事モードになっていない来場者が多いという方もいますが、そんなこともあってか大きな家具などは1月展が良いのかもしれません。

1年ほど前に以前、パリのセレクトショップのバイヤーをされていた方がアドバイザーとして参加し、大幅位置変えがあり、どこにどの出展者がでているか分かりづらくなってしまったという声も聞くことがありましたが、それでもフランスでは有名なデザイン系の展示会です。

パリの展示会場は1~9ホールあり、5ホールは5Aと5Bがあるため、かなり規模も大きな展示会です。同じ会場で開催されているJAPANEXPOがこの中の3つの567ホールしか使用していないといえば、この展示会の大きさが分かるかと思います。

各テーマごとに色分けされており、自分の必要なセクションに行けるようになっています。

1日で全ホール周るのは、かなり大変です。

私の最近のおすすねはこのクラフトという個人の職人さんを対象としたエリア。

場所変えがあってから、外から太陽の光が入り、とても開放的で見やすい空間になっています。

そんな場所ではアーテイストさんの作品を綺麗に見せてくれる、アーテイストさんのことを考えた広々とした空間となっているといえます。

こちらは日本的ですが、実はフランス人陶芸家さんの作品。

和と洋のミックスされた作品などもありました。

こちらは有田焼のブース

京都ブースが2件出展。違う自治体からの出展のよう。

そしてこちらは初出展青森県ブース。

5社の企業が合同出展しており、青森特産のりんごや黒にんにくをモチーフにしたランプシェードなどがありました。

そして、ブーズ内ではほかではあまり見ない、珍しいブナコさんのボール制作ワークショップ展開など

さまざまなことで来場者誘致をしているようでした。

ほかにも面白く目を引く出展もありました。

ファッション系のセクションには有名コンセプトストアのベンシモンや

今はフランス出展となったAtsuko Matanoなど

そして、日本でも販売展開されて百貨店などでポップアップショップを展開するマロンブイーなど

私が個人的に好きなブランドも出展していました。

BtoBの展示会で一般の入場は基本できませんが、デザインやファッション関係の方なら興味深い展示会だと思います。

MAISON ET  OBJET

サイト https://www.maison-objet.com/fr

筆者

フランス特派員

Coquelicots

アルザス地方のカフェ巡りとワイナリー巡りが好きで、アルザスワインPRの仕事をしつつ、アルザスの魅力をお届けできればと思っています。

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