入国時の陰性証明必須に!スウェーデンにおける新型コロナによる行動制限について
12月に入ってから、スウェーデンにおいても新型コロナワクチン証明の活用が始まりました。具体的には、100名以上が集まる公的なイベント、スポーツ観戦、映画観覧等において入場前にIDカードとともに提示が必要となります。ただし、医療的理由からワクチン接種できない者や18歳未満の者については例外となります。
新型コロナの感染を防ぐため、今月8日、そして23日から新しい行動制限がスウェーデンで始まりました。主な内容は以下の通りです。
・ いかなる場合も混雑を避けること。
・ 在宅勤務が可能な場合、在宅勤務とすること。
・ 飲食店では着座での飲食のみ可能であること。また各グループ間1メートルの間隔を空けること。
・ 20名以上集る屋内イベントは着座のみ可能であること。ワクチン証明がない者については、最大8名のグループとし、各グループ間1メートルの間隔を空けること。ただし、宗教的集会は除く。
・ 500名以上集る場合は、ワクチン証明が必要であること。最大8名のグループとし、各グループ間1メートルの間隔を空けること。
・ ショッピングセンター、小売店、美術館、ジムなどの娯楽施設では床面積10平方メートルあたり一人とし、人数制限を設けること。
・ 1月16日までの間、アマチュアスポーツ大会、文化イベントなど屋内イベントの開催や参加を避けること。
クリスマス、そして年末を前に始まったこのルールは、特にナイトクラブなど様々なイベントが行われるところにとっては大きな痛手となりました。
スウェーデン入国に関しては、残念ながら、日本からの入国は原則として禁止の措置が続いています。
また、昨今のオミクロン株の流行から、スウェーデン入国後には早期にPCRテストを受けるように推奨されています。
今月28日からは、12才以上の全ての人がワクチン接種の有無にかかわらず、スウェーデン入国から遡って48時間以内に発行された陰性証明が必要となる措置が導入されます(スウェーデン市民、スウェーデン居住許可所持者は除く)。この措置は現在のところ、来年1月31日まで有効となる予定です。
2021年も海外旅行が難しい1年でしたが、2022年こそは自由に空を飛べる日がやってくると良いです。
どうぞ素敵な年末年始をお迎えください。Gott nytt år(ゴット ニット オール)!
(参考)
■スウェーデン政府ウェブページ
■スウェーデン警察ウェブページ
筆者
スウェーデン特派員
たってぃ
2017年スウェーデンに移住。皆さんに読み込んでいただけるようなブログを目指してストックホルムの旬や”瞬”をお届けしていきます。
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