リサ・ラーソンの展示会が日本で行われます!

公開日 : 2012年10月21日
最終更新 :

 雨の土曜日、朝のニュースを見ていると、

 リサ・ラーソンの展示会が日本で行われる

という特集をやっていました。リサ・ラーソンは、スウェーデンを代表する陶芸家であり、日本と関係の深い方でもあります。夏に別の仕事で陶芸関係の方と多く会う機会がありましたが、リサ・ラーソンやグスタフスベリは、日本人がこんなに気に入って買わなかったら、ここまでもたなかっただろうという声を聞きました。

 リサもインタビューの中で、2000年以降日本からの取材や連絡が多くなったということを話していました。印象深かったのが、リサ・ラーソンの作品の多くは、その昔に作られたもので、今売り買いされる値段は、まったくリサ・ラーソンの収入と関係ないということでした。多くの方が、有名になった彼女には多くの収入があるのだろうとおもわれるそうですが、彼女が作品を作った当時はたいした収入にはならなかったし、彼女自身何十年後にも作品が残るとは思えなかったそうです。自分で自分の作品を安く買えたそうですが、低収入の彼女にはそれもままならなかったということでした。彼女自身はお金によくはないそうで、それこそ、スウェーデン人らしいなあという印象を受けました。

 また、スウェーデン国内と外国からのオファーがあった場合は、スウェーデン国内からの仕事を優先的に受けるという話もされていました。スウェーデンの芸術とその産業を守って生きたいという強い意志をテレビのインタビューで言われたのも印象的でした。

 インタビューの中で、日本の雑誌を紹介していましたが、本当に多くの雑誌に取り上げられていました。リサ・ラーソンの作品をスウェーデンで見たい方は、グスタフスベリの陶芸博物館を訪れるとよいかと思います。

gustavsberg museum lisa larsson.jpg

 この彼女の作品を日本で見ることができます。詳細は以下のようになります。

東京

スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソン展

会期:10月24日(水)〜10月30日(火)

会場:伊勢丹新宿店 本館1階=ザ・ステージ

東京都新宿区新宿3-14-1 大代表:03-3352-1111

京都

リサ・ラーソンとグンナル・ラーソン展

会期:10月26日(金)〜11月4日(日) 

会場:minä perhonen 京都店

京都市下京区川原町通り四条下ル市之町251-2

075-353-8937

大阪

リサ・ラーソンとグンナル・ラーソン展

会期:12月1日(土)〜12月9日(日) 

会場:dieci 208

大阪市中央区博労町 4-3-14 柴田ビル205,207,208

Tel : 06-6121-7220

詳しい情報は次のホームページからも見れます。

 この機会にぜひ、リサ・ラーソンの作品を日本で見ていただければと思います。そして、いつかスウェーデンでも見てほしいと思います。

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