引越し・賃貸事情 その2

公開日 : 2009年11月28日
最終更新 :

前回、スウェーデンでは引越し先を見つけるにも一苦労、何年もかかる場合があることを書きましたが、今回は実際引っ越すことになってみてからの事を書きたいと思います。

まず、たくさん順番待ちをしている人がいるので、良いなと思ったアパートに「応募」しても、そのまま連絡の無いケースが多いのですが、順番待ちも長くなると段々自分達の番が近づいてくるので、「下見」に行けるようになります。ひとつのアパートに下見に行けるのは、だいたい5〜10組ぐらいでしょうか?ちなみにわざわざ下見に行って「ここに住みたいです!」と言っても、他の人が当れば勿論先の見えない順番待ちに逆戻り。なんと私達、ついに決まったアパートは実は「下見無し」で決めたものだったんです。

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↑内容とは関係ないのですが…(笑)アパートが決まった「後」に下見に行った時に食べたサラダです。引越し先の街にあるこのレストランのサラダ、自分で好きな具が10個ほど選べるのでお気に入りなんです。

ではではサラダの写真を見ていただいたところで…(笑)

下見をせずに決めたアパート。私達が知っているのはアパートの外観と間取りだけ。もう何度も何度も色々なアパートに下見に行っては、全部外れてきたので、下見に行く交通費も勿体ないし、こっちが選べる程選択肢も無い…(アパートが決まるだけでラッキーなんですから。)じゃあもういいや、見ずに応募しちゃえ、という感じで応募したら決まってしまいました。2年半待ちです。

で、さすがに引っ越す前に一応どんな所か見ておきたい…という事で、引越しが決まった「後」に引越し先のアパートを初めて見て来ました。

ちなみに前回も書いたのですが、スウェーデンでは、まだ前の住人が住んでいる間に下見に行きます。日本と違って前の居住者が出てから賃貸物件として紹介されるのではなく、まだ前の人が住んでいる時に賃貸物件として紹介され、また、下見に行くのも前の人が家にいる時になります。なので、まだ住人がいるのに色々と部屋を見て回るのも、毎回ちょっと気まずい感じです。

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↑こちら引越し先のアパートのある団地。家族が多いようで、子ども用の遊具もたくさんあり緑も豊かで良い感じです。

下見せずに決めたアパート…あまり期待をしないようにして見に行ってきたのですが…

なんと今まで散々下見に行った中でも一番素敵なアパートでした!!!これにはビックリ。なんてラッキーなんだろう!と感激してしまいました。バスタブとバルコニー、寝室とリビングにキッチン。部屋の中も綺麗で大きい窓もついています。そして高い建物が少ないスウェーデンで、8階建ての8階の部屋でした。最初は全然期待せずに行ったのですが、大満足で帰ってきました。

引越しするのは決まっていたのですが、ちなみに引っ越す「日」が決まったのはなんと今から数日前…。これも今住んでいる人が出る日がわからずに、やっとわかった次第です。12/1…1日って何かおかしいですよね。12/1に鍵を管理会社に渡しに行くそうなので、それを私達が受け取れば入居できるという感じです。ただ、引っ越す日程も管理会社は通さず、引っ越す私達と、アパートを出る住人との直接のやり取りで決めるので、連絡がつかなかったり話が通じなかったりで…こちらも色々と大変でした。

また、今住んでいるところをあけ渡すのにも色々とゴタゴタがあったので、次回はそれについて書きたいと思います。未だに本当に12/1に鍵をもらえるのか心配です(笑)

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