本場のドイツで伝統的なバウムクーヘンを食べよう!
観光地再発見の旅⑬-5
日本で人気のバウムクーヘン、ドイツ語が苦手な私でもドイツ在住歴17年ともなれば、バウムクーヘンがドイツ語だということくらいはすぐに分かります。
そうです、バウムクーヘンは、ドイツ語で"Baumkuchen"、Baum(バウム)が木のことで、Kuchen(クーヘン)がケーキのことです。
切った時に見える層が、木の年輪に見えるからとか、本来木の枝に生地を回しかけて焼いたからとかバウムクーヘンと呼ばれる所以には諸説ある様ですネ。
ドイツでバウムクーヘンって、どちらかと言うと普通にどこにでも置いてある身近な焼き菓子ではありません。 値段も結構お高めです。
ドイツでは、バウムクーヘンのことを、ケーキの王様"Der König der Kuchen)"と呼び、ドイツ菓子協会 "Deutscher Konditorenbund(ドイチェ・コンディトーレンブント"のシンボルマークにもなっているくらいです。 熟練の技が要る奥の深いお菓子なんですネ。
そんなバウムクーヘンの有名店がベルリンには2つあります。
1つ目は、お店のホームページに日本語版があるほど日本でもお馴染みの名店、"Konditorei Rabien(コンディトライ・ラビーン)"
こちらは、ベルリン特派員の松永朋子さんが、紹介されています。(→★)
私たちは、今回もう1つのバウムクーヘンの名店と称される"Konditorei Buchwald(コンディトライ・ブッフヴァルト)"へ行ってきました。
1852年創業の老舗コンディトライです。 ベルリンで最も古いコンディトライだそうです。
《INFORMATION》
Konditorei Buchwald
住所:Bartningallee 29 in 10557 Berlin
最寄駅
Sバーン(9番・7番・5番・3番):ベルビュー駅"Bellevue"
営業時間:月曜~日曜・祝日/9:00~19:00
コンディトライ・ブッフヴァルトは、中央駅"Hauptbahnhof(ハオプトバーンホフ)"とティアガルテン "Tiergarten"からSバーンで1つ目の駅、ベルビュー駅から歩いてすぐのところにあります。 比較的旅行者にも行きやすいアクセスの良いロケーションなのが良いですネ。
地図で位置を確認してみましょう。 歩いてすぐのところにあります。 お店の前からも駅が見えます。
お店と駅の関係はこんな感じです。 右手にコンディトライ・ブッフヴァルト、左奥に見えているのが、ベルビュー駅です。
コンディトライ・ブッフヴァルトは、なぜか両欄干にクマの像があるシュプレー川の橋の手前、住宅街の一角にあります。
周辺の景色はこんな感じです。 シュプレー川沿いには、オフィスビルやアパートが立ち並んでいます。
船上レストラン?カフェ?でしょうか。 「入ってみたいなぁ~」と思わせる佇まいのお洒落なお店が目を惹きます。
お店の中は、伝統的な感じの重厚なインテリアでした。 何だかオーマ(おばあちゃん)の家に遊びに来たような感覚で居られるとても居心地の良い落ち着いた店内。
窓辺をかざっていたこのミニツリー、可愛くないですか?
ヴァイナハツマルクトやKaDeWeで探してみましたが、見つけることができませんでした。
残念。 見つけていたら速攻お買い上げだったのに...
お店のデコレーションは、年末でしたが、ドイツでは一連のクリスマスシーズンは東方の3博士の日"Dreikönigstags(ドライケーニヒスターク)"までと考えるのでまだまだクリスマス仕様でした。
ベルリンでは、まだまだヴァイナハツマルクトもやっていますしね。
お目当てのバウムクーヘンですが、コンディトライ・ブッフヴァルトのバウムクーヘンは2種類。
オリジナルとチョココーティングのもの。
伝統のバウムクーヘン、オリジナルの方は、シュガーコーティングされています。 かなり甘めで、私たち家族にはちょっと甘過ぎな感じでしたが、素朴ですが老舗の風格を感じさせます。
私たちのお気に入りは、チョココーティングのバウムクーヘン。
チョコがかかっていますが、程よいチョコの甘さとバウムクーヘンのコンビネーションが絶妙です。
両親へのお土産にこちらのチョココーティングのバウムクーヘンを2つほどお持ち帰りしましたが、お店の方からは、「こっち(シュガーがけのバウムクーヘン)の方がオリジナルなのよ!」とアドバイスされました。
好みは人それぞれです。 もしかしたら皆さんは、オリジナルの方が良いというかもしれません。
皆さんも是非食べ比べてみて下さい。 感想をシェアしましょう。
本場のドイツのバウムクーヘン、是非味わってみましょう!
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