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【新型コロナウイルス関連】コロナ禍で迎える2度目のブルガリアの夏

カテゴリー:お知らせ 投稿日:2021年6月 3日

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2021年6月に入り、ブルガリアの学校はそろそろ夏休みです。
人々が顔を合わせれば出てくる話題は「この夏、どこにいく?」
"ヨーロッパ人は夏のバカンスにかける情熱がすごい"とよく耳にしますが、ブルガリアももちろんその例に漏れません。
昨年の夏は少し感染者数が落ち着き、緩和ムードが漂っていましたが、現在のブルガリアの様子はどうでしょうか?
今回の記事では6月以降のルールを示した保健大臣令や現在のブルガリアの様子をお伝えします。




進むワクチン接種、減少傾向にある新規感染者数&陽性率

ブルガリアでは1ヵ月前の4月下旬には1500人だった新規感染者数の7日間平均が、5月25日以降は200人台となりました。
現在のブルガリア全体の新型コロナウイルス感染状況はここ1ヵ月で改善しており、昨年9月の落ち着いていた時期と同レベルまで回復しています。

昨年12月末から開始されたワクチン接種については、現在ブルガリアでは4種類の対新型コロナウイルスのワクチンが採用されています(ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・ジョンソンアンドジョンソン)。
5月17日以降、ソフィア市内8つの病院ではワクチン接種希望者は誰でも接種ができるグリーンコリドーと言われるサービスが実施されています(ただし、外国人は長期滞在資格保有者が対象)。
5月31日時点で必要回数のワクチン接種を終了した人は全人口の8%。まだ十分とは言えませんが、接種の数は右肩上がりで着実に伸びています。

この状況を受けて、ブルガリア国内はだいぶ緩和ムードが漂っています。
では実際の規制も大幅に緩和されたのでしょうか?




5月初めに発令された保健大臣令、7月末まで継続


規制に関しては5月初めにいったん緩和されたのでそれを7月末まで継続することが5月下旬に決まりました。
詳しい内容は以下の通りです。

○5月27日、保健省は、新たな保健大臣令を発出し、現在実施中の各種感染拡大予防措置を7月末まで延長しました(内容に変更なし)。

○現在実施中の感染拡大予防措置の概要は以下のとおりです。
◇語学学校その他の学習センターにおける対面式授業は1.5mの物理的距離の確保。マスク着用。毎時の換気及び消毒。
◇児童クラブは収容人員の50%まで。マスク着用。
◇大会・会議系イベント、セミナー、コンクール、展示会、その他の公共イベントは収容人員の50%まで。1.5mの物理的距離の確保。マスク着用。
◇文化・娯楽イベント(映画、劇場、サーカス、博物館、美術館、図書館)、スポーツジム、スパ施設は収容人員の50%まで。1.5mの物理的距離の確保。マスク着用。
◇スポーツイベントは屋内外とも収容人員50%まで。1.5mの物理的距離の確保。マスク着用。
◇飲食店、ディスコ、バー、ナイトクラブ等は収容人員の50%まで。店員はマスク着用。
◇カジノは収容人員の50%まで。店員はマスク着用。
◇商業施設、行政施設は8平方メートルあたり1人の入場者数制限。
◇市場、商店街、バザール、展示会では、従業員及び訪問者はマスク着用。
◇可能な限り在宅勤務。出勤は全従業員の50%まで。
◇医療施設の面会禁止。ただし、末期患者を除く。
(引用:在ブルガリア日本国大使館領事警備班、2021年5月28日発行メール)

ここにあるとおり、本来であればいまだに屋内ではマスク着用が義務化されているはず。
けれど最近町のお店ではマスクをしていない店員さんもちらほら......。
だいぶ緊張が緩んできている印象を受けます。
もちろん上記で記載した通り、感染状況は改善しワクチン接種も広がっています。
けれどまだ完全に新型コロナウイルス感染がおさまったわけではないので油断禁物ですね。



日本人に対する入国制限

新型コロナウイルス感染拡大を受け、1年ほど前から町を歩いているとなかなか目立つしよく見られるようになりました。
アジア人差別はそこまでひどくはありませんが、やはりアジア人の絶対数が少ないので目立ちます。

それでも最近になって、少しずつアジア人を町なかで見かけることが増えたように感じます。
その理由はおそらく、ブルガリアは徐々に入国の要件を緩和しているからでしょう。

特に日本人に対しては比較的門戸は開かれていて、以下の(1)~(3)の「いずれか」に該当する場合には入国後の自己隔離義務なしで、入国が認められます。
なお、5歳以下の日本人はこれらの書類の提示が免除されています。
その要件は以下のとおりです。

(1)入国前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書、または入国前48時間以内に実施した簡易抗原検査(rapid antigen test)の陰性証明書を提示する者

 検査証明書には、渡航時に携行している身分証明書と同一の氏名、検査機関の情報(名前、住所または連絡先)、検査実施日、アルファベットで記載された検査方法(PCR)または抗原検査名、及び陰性結果の記載が必要。
 PCR検査の検査方法には指定はありませんが、簡易抗原検査については認められる検査の種類が指定されていますので御注意下さい。有効か簡易抗原検査の詳細については、保健省HPに掲載されている保健大臣令の別表2をご確認ください→ https://www.mh.government.bg/media/filer_public/2021/05/27/zapoved-rd-01-374-27-04-2021.pdf


(2)新型コロナウイルスワクチン接種完了証明書を提示する者

 最後のワクチン接種から14日以上経過している必要があり、同証明書には、該当者の氏名(アルファベット表記、渡航時に携行している身分証明書と同一の氏名、生年月日、ワクチン接種日、接種したワクチンの商標名及びバッジ番号、生産者/使用許可所有者及び発行国名、発行当局名の記載が必要。
 認められるワクチンの種類、接種回数等の詳細については、保健省HPに掲載されている保健大臣令の別表1をご確認ください→ https://www.mh.government.bg/media/filer_public/2021/05/27/zapoved-rd-01-374-27-04-2021.pdf


(3)新型コロナウイルス感染症からの回復者(検査日から15日目から180日目の間に回復した者で、PCR検査または簡易抗原検査の陽性証明書を提示する者)

 検査日から15日目から180日目の間に回復した者で、PCR検査または抗原検査の陽性証明書を提示する必要があり、同証明書には、渡航時に携行している身分証明書と同一の氏名、検査機関の情報(名前、住所または連絡先)、検査実施日、アルファベットで記載された検査方法(PCR又はRAT)、及び陽性結果の記載が必要。

 例外として、ブルガリア国民、ブルガリア長期滞在資格保持者、及びその家族は、(1)~(3)の証明書を提示しなくても入国は許可されますが、入国後10日間の自己隔離が課されます。その場合、入国後24時間以内に行われたPCR検査または簡易抗原検査の陰性証明を提出することにより、自己隔離の免除を受けることができます。
(引用:在ブルガリア日本国大使館HP、よくある質問FAQ、4ブルガリア入国について


このように、日本人がブルガリアに来るハードルは下がっています。
ただし、ブルガリアから日本に帰国する場合のハードルは現在の日本の基準に準じます。
日本の水際対策は世界的に見てかなり厳しく、14日間の隔離、度重なる検査やアプリのダウンロード、位置情報の提供などが課せられているのでまだ旅行に来るのは難しそうです......。

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例年ブルガリアの6月は晴れる日が増えてきますが、今年は5月末から不安定な天気が続いています。
ただ晴れた日は外で過ごすのが快適な季節になってきたので、晴れ間を見つけては公園に出かけたりベランダで日光浴をする人を見かけることが増えました。
ブルガリア国内での外出や旅行のハードルが下がってきたので、今後ブルガリア国内の観光スポットなど紹介していきます♪
先ほど書いたように日本からの旅行はまだハードルが高いですが、状況が落ち着いたときにご参考にしていただければ幸いです。

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Chika

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Chika

ブルガリアの首都・ソフィア在住。2018年7月より夫の赴任に伴い、当時4歳の息子と2歳の娘を連れて渡航しました。他のヨーロッパや周辺の国と比べて日本人が極端に少なく、情報も少ないブルガリアですが実は見所が盛りだくさん!そんなブルガリアの魅力をお届けしたいと思います。 DISQUS ID @disqus_ITF3SrZXJ4

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