ブルガリアの病院情報:ソフィアで怪我や病気をしたら?
海外旅行をしていて、急な怪我や病気になってしまった時は焦りますよね。
特にブルガリアでは公用語がブルガリア語。英語が通じる病院はどこにあるのか、私も住み始めた時はどこに行けばいいか本当に困りました。
そこで今回はブルガリア(首都ソフィア)でもしも病気や怪我をしてしまった際に受診するおすすめの病院<Acibadem Tokuda Hospital>についてご紹介します!
Acibadem Tokuda Hospitalとは?
ブルガリアの中でも最大規模の病院で40近い診療科に分かれていて、約600床の入院施設も併設されています。
Acibadem Tokuda Hospitalをおすすめする理由は3つあります。
まずは上記の通りの病院の規模。
次にInternational departmentという英語が通じる部署の存在。
そして最後に場所の分かりやすさです
公共交通機関を用いてのアクセスはバスのみ(電車の最寄駅からは徒歩14分)ですが、タクシーで「Tokuda Hospital」と伝えれば間違いありません。
ちなみに「Tokuda」だけだと「Tokuda Bank」という銀行もあるため、必ず病院も忘れずに伝えてください。
Tokudaという名前を見て「日本の病院?」と思う方もいるかもしれません。
Acibadem Tokuda Hospitalは徳洲会という日本でも多くの病院を持つグループ病院の一部として2006年に開設されました。
その後売却され現在の経営母体が変わり、Acibademグループというトルコのグループ病院の一部となりました。
Acibadem Tokuda Hospital受診時のポイント
受診の際はパスポートとお財布を持って来院しましょう。
支払いの際には基本的にカードも使えます。
Acibadem Tokuda Hospitalは日本の出資で開設された病院ということで、内部の構造は日本の総合病院と似ています。
正面入り口を入るとすぐ左側に案内所があり、初診時にはそこで登録が必要です。
この受付にいる方は大体英語が話せるのですが、もし英語が話せなくても下記の診療時間内であればInternational Departmentという英語が通じる部署に電話でつないでくれます。
案内所にて症状やどこに行けばいいか確認後、その指示の通りに移動してください。
2回目以降の受診で予約などがある場合は直接診療科の窓口に行って構いません。
日本の医療システムとの大きな違いは、個別会計である点です。
日本では検査・診療を終えて最後に会計を行いますが、ここでは診察を受けたら各診療科の窓口での会計、検査を受けたら検査部での会計となります。
各窓口でお金を請求されますが、そういうシステムなのでご安心ください。
海外での体調不良は心細いと思うので病院に縁がないに越したことはありませんが、ブルガリアでもしもの時にはこのAcibadem Tokuda Hospitalの受診をおすすめします。
●Acibadem Tokuda Hospital●
・所在地:"At. Dukov" str., bul. "Nikola Y. Vaptsarov" 51Б, 1407 Promishlena zona Hladilnika, Sofia
・連絡先:+359 2 403 4000
・診療時間:9:00~17:00
(※24時間対応の救急もあるけれど英語が通じない場合もあるため、上記時間内の受診がおすすめです。詳細は診療科毎に異なる場合もあるため受診の際は電話をするとよりスムーズ。)
・アクセス:路線バス88番か120番に乗車、Tokuda Hospitalにて下車後、徒歩6分。
もしくは地下鉄M2線James Bourchier駅から徒歩14分。
筆者
東京特派員
チカ
2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!
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