ソフィア近郊の日帰りリゾート:温泉の街Bankya

公開日 : 2019年09月11日
最終更新 :
筆者 : チカ

9月に入り、朝夕の冷え込みが激しくなってきたソフィア。

けれども日中はまだ30度前後まで気温が上がります。

この夏プールで泳ぐことが大好きになった5歳の息子と浮き輪で浮かぶのが大好きになった3歳の娘の希望もあり、先日ソフィア市郊外にあるBankya(以下バンキャと表記します)という町の温泉プールに行ってきました!

バンキャってどんな町?

IMG_5709.jpg

バンキャはソフィア市郊外にある小さな町です。

行政上はソフィア市の一部のようですが、ブルガリア・オフィシャル観光サイトによるとソフィアから17km離れたバンキャ市という位置付け。

ソフィアを囲む山のひとつリューリン山、そのリューリン山の麓にバンキャ市はあります。

『Bankya(バンキャ)』はブルガリア語でお風呂(浴場)という意味。

その名の通り、このバンキャの町は昔から温泉で有名です。

バンキャの温泉は治癒効果も高いとされ、古くから薬用にも使用されたり病気の治療目的で訪れる人も多しそうです。

IMG_5716.jpg

この写真のミネラルウォーター、ブルガリア語で"Bankya"と書かれています。

バンキャに湧き出る温泉は37度前後で、硬度も低く、美味しいミネラルウォーターとして有名です。

バンキャの町を知る前から、この写真のミネラルウォーターが売られていることを知っていた私。

たまたま同じ名前なのかと思っていたら、どうやらこの町で取れる水がバンキャ産のミネラルウォーターとしてブルガリア国内でよく売られていたようです。

バンキャ市に行ったのは今回が初めてでしたが、中心部にも高い建物がなく、のんびりとした印象の町でした。

八百屋さんで売られている野菜は新鮮そうで、思わずこ購入。

帰宅後購入したとうもろこしを食べたら甘みが強くみずみずしくてとても美味しかったです。

日帰り温泉プール[Aqua Bankya]

IMG_5710.jpg

[Aqua Bankya]はバンキャ市で最も有名な温泉プール。

週末は混雑するとの口コミを耳にしたので、午前10時過ぎに訪れました。

入場料20Lev、身長110cm未満の子供は無料です。

IMG_5687.jpg

中に入るとすぐにオリンピックサイズのプールがあります。

50mプールで少し水温は低めの設定、本気で泳ぐ人にはおすすめです。

けれど大人専用なわけではなく、子供も利用可能。

ただし一部深くなっている部分があるので、大人の付き添いは必須です!

IMG_5691.jpg

私たちは子連れのため、奥の方にある子供用プールを目指します。

子供用プールには噴水があり、到着時には稼働していませんでしたが11時頃になると水が出始めました!

そうするとやっぱり楽しいようで、噴水の周囲に子供達が集まってきていました。

IMG_5704.jpg

子供用プールの隣にはジャグジープールがあります。

ここは水温が一番高めの設定で37度程度。

大人も子供も入れるので最も賑わっていました。

スライダーなどの遊具はないのですが、全てのプールを取り囲むようにサンベッドが置かれていて全体的にゆったりした空気が漂っています。

子供用プール・ジャグジープールの周りには子供サイズのサンベッドもあり、ちょうどよいサイズのサンベッドに座れて我が家の子供達も大喜びでした!

IMG_5693.jpg

なお施設内には売店やレストランもあるのでご飯も心配ありません。

売店ではアイスクリーム、スムージー、フライドポテトやハンバーガーを販売、

レストランではピザやサラダ、ケバブチェなどのブルガリア料理を販売していました。

更衣室は男女別れており、中には鍵付きロッカーがあります。

更衣室にはシャワールームとトイレがあり、定期的に清掃をしていて清潔な状態に保たれていました。

我が家は子供用プールで泳ぎ、寒くなったらジャグジーに移動して、

ちょっと疲れたら子供と共にサンベッドで休憩して

お腹空いたらレストランでピザ、サラダ、ケバブチェなどを食べて

食後もうひと泳ぎをして着替えて

最後にアイス食べたりスムージー飲んだりして

プールを後にしたのが15時頃。

ほぼ1日かけてしっかり楽しめました!

全体的に清潔感があり、食事も美味しく、ちょっとしたリゾート気分が味わえて大満足です。

温泉プールということで肌も心なしか調子がいい気がしました。

Aqua Bankya へのアクセス

私は今回、ソフィア市内の自宅から車でバンキャへ向かいました。

車で行く場合はAqua Bankya専用の駐車場などはないため道路脇に縦列駐車をすることになります。

公共交通機関を利用する場合は、ソフィア市内の中央バスターミナルからバスを利用してBankyaまで移動することができます。

ソフィア中心部からバンキャまでは約30分程度です。

今回はソフィア近郊の町バンキャ市をご紹介しました!

プールは夏季のみの営業です。

この季節にソフィアを訪れる方はぜひ一度訪れてみてください。

● AquaBankya(Mineral pool)

・住所:ul. "Tsar Osvoboditel" 2, 1320 Bankya,Bulgaria

・連絡先:+359 877 370 003

・営業時間: 8:00~20:00

・休業日:冬季休業 (具体的な日程は記載なし)

・最寄りの駅:Bankya bus station

筆者

東京特派員

チカ

2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。