ブルガリア:バラの谷 "カランザク" から part2

公開日 : 2014年05月29日
最終更新 :
筆者 : 嶋崎 毅

ドバルデン!

5月下旬になり、ブルガリアのバラの谷はダマスクローズで一杯です。

blog_2014_05_02_01.jpg

朝6時半頃のバラ畑

blog_2014_05_02.jpg

花は蕾もまだ多くあり、これから6月10日頃までが蒸留のピークになります。

blog_2014_05_02_03.jpg

蒸留技師のコラロフ博士、彼はドイツで蒸留釜の設計を勉強したそうです。

後ろに写っているのは花が500キロ入るタンクです。

blog_2014_05_02_04.jpg

花の入れ替えの時には釜を蒸気で一度洗いますから、まわりは水蒸気で何も見えなくなります。

blog_2014_05_02_05.jpg

釜を空にしたら、直ぐに次の蒸留の準備です。

blog_2014_05_02_06.jpg
blog_2014_05_02_08.jpg

今年はオイルの含有量が多いらしく、去年は約4トンの花が必要でしたが、今年は3.2トンで1キロのオイルが取れるそうです。

蒸留がすべて終わらないとオイルは買えませんが、コラロフ博士が内緒で1滴ローズオイルをコットンに付けてくれました。

ちなみに1滴250円だからね!と言ってました。

10ミリだと200滴なので小売価格5万円です。

blog_2014_05_02_09.JPG

実はこのオイルをもらってから1週間経ちますが、いまだにローズオイルの濃厚な香りが楽しめます。

この香りの持続性はブルガリア産ダマスクローズならではですね~

この時期にブルガリアに住めて本当に幸せです。

それでは、次回はバラ祭りの様子をお伝えしたいと思います。

ドスコーロ!(ブルガリア語でまたね!)

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。