夏の冒険3 黒海&ウエスタン乗馬編
夏の冒険 黒海編の前編はこちら
無事に黒海にマウンテンバイクで辿り着き、
クリアグリーンの綺麗な海水の隠れビーチを探し出して、
ゆったりまったりした夏休みを送っているかのように見えますが・・・
男の子の夏休みはそんなんじゃ満足できません!
今回の冒険の最終目的は・・・
「馬を自由自在に操れるようになり草原を思いきり駆けたい!」デス。
普通乗馬というと優雅なブリティッシュ乗馬を想像すると思いますが、
僕自身は荒々しくてカッコいいウエスタン風乗馬に惹かれます。
渓谷の切り立った崖を上ったり、浅瀬の川を渡ったり、道なき道を突き進んだり、そんなワイルドな乗馬にあこがれます。
これまでも2〜3回のウエスタン乗馬経験はありますが、
毎回インストラクターさんが付いていないと馬と意思の疎通が出来ず、
ちゃんと命令どおりに動いてくれない、ということが悔しくてたまらなかった。
なので、今回は本格的に合宿特訓してやろうと。
こんなにキラキラした可愛いつぶらな瞳をした馬たち。
仲良くなって、一緒に草原や渓谷を駆けたいんだ。
一週間、ずっと一緒にいれば仲良くなれるよね?
仲良くしよーね!
ぶるるる。
手前の馬が僕の相棒、ヴィハー君3才。
後ろの馬が僕の人間の相棒の相棒、ピリン君10才。
ヴィハーの頬とかアゴ、めちゃやらかくてきもちいい!
頬とか撫でるとヴィハーも喜んでくれてる感じ。
僕の人間の相棒は柔らかい頬を触って「美味そうだ」って言ってたけど。
このウエスタン馬術クラブは少々スパルタ教育をお願いしたので、
初日から全力疾走の「ガロップ(ギャロップ)」を体験させてくれました。
ブルガリア流ウエスタン馬術では馬の速度は3段階に分けて、
歩く歩調の「ホドム」、少し駆け足の「トラス」、そして全力疾走の「ガロップ」。
普通は相当数の訓練を受けないとガロップは危険だということですが、
短期間である程度乗りこなせるようになりたいというこちらのオーダーを聞いてくれたわけです。
もちろん、怪我をしても責任は追求しないということは踏まえた上ですが。
思ったとおり僕も相棒も何度か落馬しました。
僕はガロップ中には落馬しませんでしたが、相棒は全速力のときに落馬。
2週間近く経った今でも落馬して痛めた腰が痛いそーです。
でも、そんな厳しい特訓のおかげか
最終的にはガロップ最中でも両手を離して上手に騎乗でバランスが取れるようになりましたb('-^*)
イーハー!!
↑の写真はガロップ全速力で僕の前を走るコーチを追いかけて僕自身もガロップ中に撮ったもの。
写真をコーチに見せると合計15時間程度の特訓でここまでよく出来たと、コーチに驚かれました(笑
合宿最終日にはコーチには遠く離れた場所にいてもらい、
自分自身の力で馬に指示して走ってもらえるかに挑戦したところ、
多少コントロールに難はありましたが、なんとか僕の指示通りに走ってもらえるようになりました!
まだまだコントロールは不十分だけど、ガロップを自分の指示でしてくれるようになり大満足。
最終日には馬に乗りちょっと遠出してビーチから離れた岩肌の海岸に。
そこでは、なんと・・・
馬と海にー!
ヴィハーとドンドン深い海にー!
馬って泳げるんだー!
ヴィハーの背中につかまって、泳ぎました!
実際に泳いでる写真は残念ながら撮って貰えてなかったけど、
鞍を取った裸馬の背中にしがみついて、足が届かない深い海をヴィハーが犬掻きで泳いでくれました!
すっごく貴重で楽しい経験をさせていただきました><
ちなみにブルガリアで乗馬するときの相場は1時間だいたい25レヴァ〜40レヴァ(約2000円)前後。
日本で乗馬するより格段に安いので、ブルガリアを訪れた際に乗馬をするのもアリだと思います。
ブルガリアでやってみたい方がいたら是非僕に声をかけてくださいね♪
そんなこんなで、
ルーマニアまでマウンテンバイクで旅し
黒海を自転車で走り、馬術をある程度上達させ、馬と海を泳いだ今年の夏休み。
一生忘れられない良い思い出を今年もまた作れて大満足の夏でした。
黒海を馬の背に乗って一緒に泳ぐ、これする為に毎年来ようと思います(^-^*)
来年の夏までソフィア近郊の馬屋さんで馬術特訓しよっと♪
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