【ロケ】 よみがえる黄金文明展
ブルガリアロケ2本目は・・・
北海道を皮切りに、石川、新潟、東京、広島、静岡、福岡で開催される
ブルガリアで発掘・調査中の未知の古代文明トラキアの展覧会に使われるプロモーション番組です。
よみがえる黄金文明展 〜ブルガリアに眠る古代トラキアの秘宝〜
主催/北海道近代美術館、北海道テレビ、東映
ブルガリアに眠る古代文明トラキアの謎にせまりながらブルガリアの悠久都市を巡る。
旅人は俳優でもあり、考古学者でもある苅谷俊介さん。
苅谷俊介さん。元石原プロで刑事物や時代劇物に度々出演している硬派俳優。
渋い!こういうカッコいいオッサンになりたい。
流石に熟練された俳優さんというだけあって普段の身振り素振りもいちいちカッコいい。
*ふつう、タレントさんの写真をサイトやブログで使うのは著作権等の問題で禁止事項なのですが、
苅谷さんは気にせずに使っていいよと言って下さいましたので甘えちゃいました(^^)
苅谷さんは根っからの考古学好きなようで、トラキア文明についてになると
子供のように好奇心旺盛になり興味しんしんで色々と深いところまで話を探っていました。
カメラが回っていないところでも色々とお話をきいていました。
こちらはカザンラックにある「トラキア人の古墳」にある壁画。
紀元前4世紀頃に作られたというのに未だ色褪せない美しい壁画に驚きを隠せません。
もちろん、世界遺産として厳重に保護されています。
こちらも紀元前4世紀のものとされるスヴェシュタリにある「トラキア人の墓墳」。
半人半植物の女性の像が10体ぐるりと部屋を囲み、天井には鮮やかな壁画が残っている。
歴史学的に非常に貴重な世界遺産の一つ。
同じく紀元前3〜5世紀頃のものだとされるトラキア遺跡から発掘された、精密な黄金の秘宝の数々。
手前の円盤には人の顔が一つ一つ細かく皺まで刻み込まれています。
2500年以上も前の古代に作られたとは思えない精巧さ。
これが現在、世界で最も有名となった「トラキア王の黄金のマスク」。
紀元前5世紀頃の物とされる超貴重なこのマスクは今秋から日本で見ることが出来ます。
正直言って僕はブルガリアに8年住んでて、
これまで全くトラキア文明になど興味を持ったことなどありませんでした。
が、今回のロケを通じて苅谷さんの好奇心に触発されたのかどうか、
僕もトラキアの深い魅力に引き込まれていくようになりました。
番組はトラキア文明だけではなく、様々なブルガリアの興味深いものも含まれています。
その中からやはりこの時期に欠かせない「ブルガリアの薔薇」をピックアップして先取り紹介。
薔薇の谷、カザンラック地方では5月半ばから6月上旬にかけて様々な祭りが行われます。
日本の観光客にとって最も有名なのは「カザンラックのローズフェスティバル」です。
しかし今回はあえてその有名な観光客用のフェスティバルは避けて、
薔薇の谷にある小さな村で身内だけで開かれる収穫祭に苅谷さんをお連れしました。
*カザンラックのローズフェスティバルについては違うロケで撮影しましたので後日また紹介しますね。
見ているギャラリーも地元の人しかいなく、全く観光ナイズされていない本当に素朴な収穫祭です。
こういったものに参加してみるのもまた感慨深い旅の醍醐味ではないでしょうか。
トラキア文明を探る旅から始まり、薔薇の村での交流、古都での交流、他にも盛りだくさんの内容で
苅谷さんも大変満足してブルガリアにまた戻ってきたいとおっしゃられました。
トラキア展は今年の9月から来年の7月まで日本各地で開催されますので、
開催地のお近くの方は是非足を伸ばしてみてくださいね!!
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