Le Du x Trisara アジア37位のレストランとラグジュアリーリゾートのコラボ

公開日 : 2017年12月19日
最終更新 :

11月、プーケット一との呼び声の高い高級リゾート、Trisaraトリサラで、アジアのベストレストランで現在37位のレストラン、Le Du のThitid Tassanakajohn(通称Ton)シェフを招いてのポップアップレストランが行われました。

会場は、Trisara内にある、自家農園で育てた野菜などを使った、地元に根ざしたモダンな料理を提供しているPRU。オランダ人のJim Ophorst シェフによるレストランです。

料理はLe DuのメニューをTonシェフとJimシェフが共同で作る形。

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お願いして、一緒に農園に収穫に行ってきました。ウィングビーン(四角豆)の花は、デコレーションなどにも使うそう。

日中にはリゾート内の分譲ヴィラで、地元メディアを中心としたマスタークラスが行われ、ヴィラのキッチンを使って、Tonシェフが3品の料理を披露しました。

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そして、夜は6皿のフルコースメニューが2日間に渡って提供され、中には希望する日程でLe Duの予約が取れなかったから、とわざわざこの料理を食べるためにバンコクからやってきた、というカップルも。

Poached Oyster

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プーケット産の生牡蠣にサバイヨンソース、黒米のクラッカーを添えて。

Pickled Local Sea Bass

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チェンマイ産の質の高いアボカドを使いたいと作られたメニュー。タイのシーフードソースとアボカドを混ぜてソースにします。「チェンマイ産のアボカドは他の素材と混ぜ合わせても、テクスチャが残るのが魅力」とTonシェフは語ります。

スズキの仲間のシーバスは、酢と砂糖、生姜、塩で一晩マリネして、炭の油で仕上げていきます。炭の油は、グレープシードオイルのような植物油の中に、熱した炭を直接入れて作ります。

上から、生姜を使ったパウダー、生姜のゼリーを添えて。

Som saaと呼ばれる、カフィライムとライム、オレンジを足したような香りの柑橘を使って。

ピクルスにしたシャロット、マンゴー、ガーリックコンフィ、きゅうりなどと共に。

Grilled Local Cray Fish

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地元産の甘いクレイフィッシュをミキュイに仕上げて、Chu-cheeと呼ばれるレッドカレーのソースをかけて仕上げたもの。

Songkra Lake Natural River Prawn

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ソンクラー地方の湖から獲ったリバープラウン。半生の火入れだと、まるで生のイカのようなねっとりとした食感になります。この食感が魅力と、Tonシェフも考えているそう。

トムヤムクンと同じ材料を使って、オリジナルのソースを作ります。海老の頭をフライパンで焼き上げ、色が変わったらクリームを入れてから煮詰めていきます。

添えるのは、「特に味が濃い」という山あいの地域で収穫された玄米。干したイカの出汁をベースに、小エビのペーストなどを混ぜ込み、海の旨味たっぷりのリゾットに仕上げます。

Local 30 Days Dry-Aged Beef

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Khao yaiというバンコクの北にある地域で育った牛肉を30日間ドライエイジングして。ソースは干した牛肉とココナッツジュースでできています。

Coconut Panna Cotta

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バンコクの西、ラチャブリ産の桑の実のソースを添えた、ココナッツミルクのアイスクリームに、ココナッツのパンナコッタ。

ちょうどディナータイムはサンセットのタイミング。静かなプライベートビーチを望むPRUの広々とした空間で味わうモダンタイ料理、その土地の素材が生まれた場所で味わう豊かさを実感したひと時でした。

<DATA>

◾️Le Du x Trisara

日時:2017年11月17日、18日(終了)

会場:PRU

■PRU

営業時間:ディナー 18:00~22:30(日曜休)

住所:60/1 Moo 6, Srisoonthorn Road, Cherngtalay, Thalang, Phuket 83110 Thailand

TEL:+66 (0)76 310 100

URL: http://prurestaurant.com

筆者

シンガポール特派員

仲山今日子

趣味は海外秘境旅行、現在約50カ国更新中。

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