シンガポール国立博物館 必見!オルセー展
日本語ガイドグループの方からオルセー展のお知らせを受け
フランス・パリの美術館からやってきた有名絵画の見学に行ってきました!
オーチャード駅から2駅のドビーゴート駅から徒歩約10分の場所、
もしくはドビーゴート駅で乗り換えて1駅のBrasBasah駅からは徒歩5分のところにあるシンガポール国立博物館。
白亜の建物に緑が映える素敵な建物です。
2011年10月26日から始まって、2012年2月5日まで展示されているオルセー展は
パリのオルセー美術館から名作の数々が貸し出されています。
日本だったら行列して人だかりの隙間から見るようになったであろう超有名画家たちの超名作が
もったいないほど並べてあり、囲いも無くて真近で見学することができます。
カメラもフラッシュを使用しなければ撮影OKです。
美術の教科書に載っていた作品が目の前にあるという感動!
実物の質感や大きさに、教科書ではわからなかった圧倒的な迫力と芸術的な価値を感じました。
日本語ボランティアガイドの方に説明をしていただいたので
絵の素晴らしさだけでなく、歴史的な背景やその時代の作風、画家の個性や考え方など多角的に見ることができ、自分で行って見るだけより大変勉強になり興味深く、心に残る鑑賞となりました。
日本語での解説を聞きながらの鑑賞は
文字で説明を読むよりずっとわかりやすく、歴史的な画家も「違う時代に生きていたひとりの人間なんだ」という実感が感じられて、芸術が身近になりますよ!
この無料日本語ガイドツアーは
毎週火~土曜の午後1時から約1時間の所要時間で行われています。
(美術館の拝観料は必要です。)
集合場所はシンガポール国立博物館 地下特別展会場前
火~土曜12時50分ごろにお集まりください。予約は不要です。
※12月24日(土)~1月3日(火)のガイドはお休みです。
ご興味のあるかたはもちろん、特に興味がなくても!必見!です。
旅行者の方も、この期間にシンガポールに来られたなら是非是非寄って行かれてくださいね♪
地下特別展会場前では随時 英語のガイドのイヤホンを貸し出しています。
(3ドルかかります。)
以下はガイドグループの方が送ってくださったご紹介文です。
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Dreams & Reality = 夢と現実〜オルセー展
期間: 2011年10月26日~2012年2月5日
場所: シンガポール国立博物館 93 Stamford Road
料金: 大人11ドル(6歳以下は無料)
【無料日本語ガイドツアー】
毎週火~土曜(1時~) 地下特別展会場前集合
※12月24日(土)~1月3日(火)のガイドはお休みです。
パリ・オルセー美術館より、サロン、写実主義、そして印象派、ポスト印象派の巨匠 モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンの名作を含む絵画、デッサン、写真145点が集結。19世紀近代化に向かうフランス社会で画家達が注目した新しい主題、そして人々にとっての「夢と現実」とは?
▼公式サイト(英文)
展示の一部をご紹介します。
☆彡☆彡☆彡
1886年
クロード・モネ
外光で瞬間の印象を描いた印象派。モネの描いた「印象、日の出」の作品から印象派という名が生まれた。
印象派の誕生とともに モネの色感への追及が始まった。光が映し出す様々な色彩を表現する。光の画家と呼ばれたモネの「日傘の女」は、戸外の人物表現への新たな試みを示し、人物が明るい陽光と空間に溶け込んで描かれている。一瞬の視覚を表現しようとしている。今回、来星の作品は、ジヴェルニーで描かれた2点の「日傘の女」のうちの1点。この絵のモデルとなった女性は、2番目の妻 アリス・オシュデ婦人の娘で 最初の妻 カミーユへの追憶が込められていると言われる。
☆彡☆彡☆彡
1888年
フィンセント・ファン・ゴッホ
この力強く輝く星空の景色、どこかで見たことがある......。そんな親しみを感じさせるこの作品は、ポスト印象派の巨匠、ゴッホによって1888年に南仏アルルで描かれた。ローヌ河湖畔から仰ぎ見る満点の星空。大きな星に反射した月光が水面にゆらめき手前には、恋人同士と思われる男女が描かれたロマンティックな作品。ゴッホは、オランダ北部で牧師の次男として生まれ、パリ、アルルへと渡る。ゴッホが築いた独自の作風は、見たままではなく感情を現す斬新な色彩表現、そしてうねるような筆触である。夜空に浮かぶ星は、異様なほど大きくうねる巨星として、力強い筆触で描かれている。この作品のパワー、是非間近で感じてほしい。
☆彡☆彡☆彡
1890-1895
ポール・セザンヌ
今回、展示される作品は、5点あるシリーズの中の1点。人物の体の角度や光の加減により勝敗の行方をも予感させるようである。2人の男の横顔は、平坦に描かれ、表情に奥行きを感じさせない。幾何学的な人物表現にも注目。近代絵画の父と呼ばれたセザンヌは、南仏エクス・アン・プロヴァンス生まれ。自然の印象ではなく構造を解読した画家。気難しく頑固で、人間嫌いと言われた彼だが、どうやら友情を一番大切な美徳と考えていたらしい。彼が特に注目したのは「形」。自然の中にあるすべての物は、円筒形(□)、球形(○)、円錐形(△)に分かれると考え、後のキュビスムの画家 ピカソやブラックにも強く影響を与えた。
(写真提供: シンガポール国立博物館)
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