ドンナ・フガータのワイナリーへ☆

公開日 : 2011年11月17日
最終更新 :
筆者 : 小湊照子

日本でもすっかりおなじみになってきたシチリア産ワイン。イタリアレストランで見かけることも多くなってきましたよね!

最近では、トスカーナやピエモンテを越えて生産量第一位の州となっております。

やはりサンサンと輝く太陽の光を浴びて育つ葡萄から作られるワインは風味豊か!

そのシチリア産ワインの中でもとりわけ有名なのは、パレルモから約200キロ、車で約1時間半程度のマルサーラという町にあるドンナフガータです。ワイン通なら、きっとご存知のハズ☆

ちなみに、ここマルサーラはマルサーラ酒でとても有名です。

マルサーラ酒とは干した白葡萄から作られる高アルコールのデザートワインです。女の子ウケしそうなワイン。こちらでは、クッキーなどと一緒、クッキーをワインに浸して食べられます。贅沢!

さてあrw、ここドンナフガータのワイナリー。さすが世界的にも有名で、いつも団体さんが訪問されています。

中庭にはレモンの木があったり、シチリア伝統荷車が飾られていたりととってもお洒落!

s-IMG_0026.jpg

館内をもちろん、担当者の方が会社の歴史から、ワインの製造過程まで細かく説明してくれます。

何とブドウ畑は、シチリア島の離島(シチリアからは約85㎞離れている)のパンテレリーア島にて所有されているのだとか!

パネルの写真にて、その様子や代々のご家族の写真などを見せていただきました。

ちなみにこちらの写真は、一家6代目の写真。赤ん坊の時から葡萄に埋もれているとは・・・・(笑)さすがです!

s-DSCF2737.jpg

世界に大々的に輸出されているだけあって、ワイナリーの規模はかなり大きいという印象でした。

ワイナリー内の案内が終われば、やはりお楽しみのテイスティング(試飲)です!

テイスティングの場所もやはりとっても洗礼されている感があります。さすが、ドンナフガータ!

ちなみにドンナフガータという名前は直訳すると逃げ出した女と言う意味。はるか昔、ナポレオンの時代に彼の襲来を恐れてナポリからシチリア王国に逃げ出してきた王妃様がモデルになっているのだそう。

どのラベルにも女性の絵が描かれています。

s-IMG_0030.jpg

最近では、このワインを扱われているレストランも本当に多く、すっかりおなじみになっている様ですね。

日本にいてもシチリアのが身近に味わえるとは素晴らしい!嬉しいことです☆

ここ、シチリアにはドンナフガータの他にも様々な名ワイナリーが存在します。

ワイン好きの方は、ワイナリー巡りなどお勧めです!

筆者

イタリア特派員

小湊照子

イタリアのシチリア在住で会社経営者です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。