新江ノ島水族館 夏休み年間パスポートキャンペーン!

公開日 : 2015年08月14日
最終更新 :

湘南エリアで人気の水族館『新江ノ島水族館』は、49年間『江ノ島水族館』として愛されていた水族館が2004年にリニューアルしてグランドオープンした、由緒ある水族館。地上2階・地下1階建てで、片瀬西浜海岸に沿った全長253m、奥行き42mの建物です。

こちらではおとなは2回入場するとすでにお得になってしまうという年間パスポートの夏休みキャンペーンを実施中なので、ご紹介しますね!

チケットや年間パスポートを見せて入場すると右手に富士山、目の前に江ノ島が見えるとても眺めのいい場所を抜け、館内へと入っていく動線になっているのですが、娘は窓にぴったりと顔をくっつけてお魚どこ〜?と(笑)。

そうそう。この海で泳いでいるお魚さんを、水族館ではもっとよく観られるからね!と言いながら中へと続きます。

最初に現れるのは、幻想的な雰囲気の"相模湾ゾーン"。

新江ノ島水族館が面している、そしてまさに湘南エリアである相模湾は、暖流と寒流がぶつかる外洋の近くにあり、深海、岩場から砂浜、干潟まで様々な生態環境を持つ世界に類を見ない多様な生物の宝庫だとか。そんな相模湾ゾーンでは、世界で初めてしらすの展示に挑戦するなど、なかなか興味深いエリアです。

海流マップや川魚のジャンプ水槽など、こどもにとってもおとなにとってもおもしろい展示があり、これだけでもゆっくりと楽しめますよ!

また館内で最大規模となる「相模湾大水槽」は、できる限り自然のままの環境に近づけるように工夫されていて、絶えず波を発生させています。

上階からこの水槽を見ると時々波がザバーンと来て、波の下でどんなふうにお水や生き物たちが動いているのか観られるのも楽しく、小さいこどもたちは波が来るたびにお〜!と歓声をあげていましたよ♪

また階下では岩場にぶつかる波の音を聞きながら、波の下で雄大に泳ぐ魚たちの生態や水深に応じて魚たちの種類が変わっていく様子、相模湾の岩礁や沖の様子を目の前で観察することができます。

相模湾は国内でも有数のイワシの漁場として知られていますが、銀色に輝きながら、うねり泳ぐ約8,000匹のマイワシの大群は最大の見所で、普段見られない海の中の様子を堪能してみてくださいね!

また大水槽ではただいま"フィンズ"と"うおゴコロ"という2種類のショーが行われています。

なんとなく大水槽でするのは餌やりショーというイメージがありますが、こちらはそれ以上の作り込みになっているということで、内容は乞うご期待(笑)。

また一部天井の方まで水槽のように観られるところがあり、こちらは頭の上をゆったりとお魚たちが泳いで行きます。

特にエイが頭上を通過したり、お腹を見せてくれるとおとなもこどもも大興奮!こどもたちはみんなお魚に触れそうな気がして手を伸ばしていましたよ。

そして娘にとっては初めてのペンギン体験もできました(笑)。

ペンギンショーでは、普段はのんびりと歩いたり、ぼ〜っと立っているように見える(笑)ペンギンたちが、一斉にお魚をめがけて機敏に泳ぐ姿やペンギンたちの水中の様子などもみることができますよ。

またとっても人気のイルカ・アシカショー"きずな/kizuna"も見どころです(タイムスケジュールなどはこちらから )。

新江ノ島水族館ではイルカたちを飼育する方たちをトレーナーと言わず、"トリーター"と呼ぶそうなのですが、これはイルカたちとトリーターさんが友情で結ばれた関係でありたいという願いから。

いろいろなトリーターさんのブログも、さまざまな生きものたちのことがわかっておもしろいので、よかったら『えのすいトリーター日誌』をご覧になってみてくださいね。

近年、世界中の水族館のあり方が問われるようになってきました。

今年6月、和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲したイルカを水族館が入手しているのは倫理規定に違反するなどとして、世界動物園水族館協会(WAZA)から会員資格を停止された日本動物園水族館協会(JAZA)が、会員施設による追い込み漁イルカ入手を禁止し、WAZAに残留することを決めたというニュースも話題になりました。

JAZAはその目的として種の保存、教育・環境教育、調査・研究、レクリエーションの4つを挙げていますが、長年レクリエーション中心の経営を続けてきた日本の水族館は、欧米先進国の施設に比べて最初の3つに関する取り組みは遅れているとか。たとえば「イルカショーをやらない水族館」を標榜して調査研究にも力を入れている福島県の「ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)」などはとてもレアなケース。イルカショーなどに代表されるレクリエーション施設にとどまるのか、それとも種の保存や調査研究、環境教育などの重要課題に力を入れる施設に変わるのか、日本の水族館の今後のあり方が注目されているところです(2015年6月20日 WEDGE Infinity記事参照)。

私もこのニュースを読んだ時、とてもいろいろ考えたのですが、小さい娘が興味津々でお魚たちやイルカたちを眺めて喜んでいる姿を見ると、やはり次世代を担うこどもたちが少しでも生き物たちに興味を持って、彼らとの共存のために役立てるひとに育っていくひとつのきっかけになればいいなと思ったりもします。

実際に新江ノ島水族館のイルカショーを観ていると、トリーターの方たちのイルカたちへの愛情をとっても感じられ、そこからさらにどうするのかは、私たち次第なのかな〜と。

できるだけこどもたちに生き物たちと出会い、触れ合う機会を作ってあげて、海に、地球に、そして野生の生きものたちに興味を持ってもらい、すてきな大人へと成長してもらえるようにサポートできたらうれしいな〜と思います。

『新江ノ島水族館』の年間パスポートは、大人は通常2,100円のところ、年間費4,000円で1年間何度でも入館できる上に、ただいま夏休みキャンペーン中で、8月31日(月)までに年間パスポートに新規入会されると有効期限が1ヶ月延長されますよ(詳細はこちら )!

またパスポートを持っていると館内のショップやカフェなどで割引きが受けられるだけでなく、水族館の近隣レストラン(新江ノ島水族館オフィシャルレストラン会会員レストラン7店舗)や温泉施設にてえのすい会員証を提示すると割引などの特典も受けられるのでとってもお得:D

8月いっぱいは目の前のビーチに海の家が立ち並び、夏休み気分が盛り上がります!

新江ノ島水族館の入場チケットや年間パスポートは一度外に出て再入場することもできるので、水族館と海の両方を一度に楽しむことができるのもオススメのポイントのひとつ。

ぜひこの機会に『新江ノ島水族館』でお魚と戯れてくださいね♪

新江ノ島水族館

   営業時間:   年中無休(営業時間はこちらでご確認ください

   一般入場料:  大人2,100円 / 高校生1,500円 / 中学生・小学生 / 1,000円 / 幼児(3歳以上)600円

   年間パスポート:大人4,000円 / 高校生3,000円 / 中学生・小学生 / 2,000円 / 幼児(3歳以上)1,200円

   ※お得な割引や前売り券などについてはこちらでご確認ください

   交通:     小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」 徒歩3分

           江ノ島電鉄「江ノ島駅」 徒歩10分

           湘南モノレール「湘南江の島駅」 徒歩10分

   住所:     神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1

   電話:     0466-29-9960

   ウェブサイト: www.enosui.com

(8月お題"ぼくの夏休み")

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。