2019年6月16日(日)24畳の凧が空へ舞いあがります

公開日 : 2019年05月27日
最終更新 :
筆者 : まつとみ

新庄駅東口にある最上中央公園にて第12回新庄凧フェスティバルが開催されます!

今年で12回目を迎えるこのフェスティバル。

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なぜ「新庄で凧?」

と疑問に思う人もいるのではないでしょうか?

時代は遡りますが、明治時代初め、士族の内職として、

旧新庄藩士隠明寺勇象家(おんみょうじゆうぞう)が

父からからもらった江戸凧を思い出して、作ったのが始まりで

版木を彫っていたそうな。

これで刷った凧を販売した際の、版木があり、

「隠明寺凧絵版木」として

県有形民俗文化財にも指定されています。

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版木は全部で12点(32面)あり、絵柄は江戸錦絵の系統に属するそう。

数ある絵柄のうち、最も代表する絵柄が「般若」です。

地元の長沢和紙を使い、さらに障子張りという骨組みを用いるため、

非常に頑丈な作りとなります。

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※写真はレプリカ

息子の常太郎が受け継いだものの、

明治後期、急激に増えた電線に凧が引っかかるため凧づくりを封印。

昭和38(1963)年、常太郎の三男・憲夫氏が初代の版木を発見し、

43(1968)年に隠明寺凧保存会を結成したそう。

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この隠明寺凧保存会主催の新庄凧フェスティバル2019年6月16日(日)

9時30分~12時まで、新庄駅東口の最上中央公園にて開催されます!

県内外から参加者が訪れ毎年大人気のフェスティバル!

なんといっても目玉は、現在新庄駅併設「ゆめりあ」に展示してある、

畳24畳分の凧「福助」が空に舞い上がります!

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↑実際に展示してある写真

このほかに次にこの場所に展示される別の絵柄の凧も

当日作成するようです。

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↑2年前に般若の柄を作っている風景

また、凧がなくとも参加自由で子供たちも凧上げができます!

ぜひ、遊びに来て観てくださいね~!

凧の魅力にはまるハズです!

第12回新庄凧フェスティバル2019

日時:2019年6月16日(日)

時間:9時30分~12時

場所:最上中央公園(新庄駅東口)

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