新・朝ドラの舞台「信楽」へ行ってきた! ~窯元散策編(2)
Ogama
2019年9月30日からスタートしたNHK連続テレビ小説「スカーレット」の舞台は滋賀県甲賀市信楽!
スカーレットは、信楽の地で人生の様々な問題を乗り越えながら、陶芸への情熱に炎を燃やす女性陶芸家が主人公です。
今回も前回に引き続き、窯元散策の続きです。
谷寛窯さんをあとにし坂道を登っていくと、道端に火鉢が。
信楽ではあちこちで火鉢が置いてあるのを見かけます。
昭和30年頃まで、信楽を全国区にした主力商品はタヌキの置物と、この「火鉢」だったんです。
江戸時代から信楽焼を100年支えてきた火鉢の全国シェアは、なんと80%!
それら火鉢は、このように外に野積みされていまいた。このオブジェクトはそのようすを再現したものです。
そのオブジェクトの向こう側に、またまた登り窯が...
こちらはギャラリー&カフェ「Ogama」(おおがま)さん。
お店の前には今は使われなくなった登り窯が、素敵な雰囲気を醸し出しています。
こちらの登り窯の中には自由に入れれるので、焼き物(信楽焼のタヌキ?)になった気分...。
登り窯の横にはカフェとギャラリー。登り窯を眺めつつ、地元朝宮産の紅茶をいただくなんて良いんじゃないでしょうか。
宗陶苑
最後は、またまた「スカーレット」のロケ地から。
敷地に入ると、おびただしい数の焼き物がお出迎えする「宗陶苑」さん。
この景観は何度もメディアで紹介されているそうです。(主演の戸田さんを囲んでの取材会も、この場所で行われたそう)
なんとこちらの登り窯は今も現役! 11室ある日本最大級の大登り窯は、ドラマの中で「丸熊陶業」の窯として登場しています。
現在、信楽でも多くの窯元の主流は電気釜やガス窯なんですが、宗陶苑さんでは今でも製品の7~8割をこの窯で作成されているというから驚きです。
中にはやっぱりアイツが...。
さあ、ドラマの中のあの景色を探して、信楽散策してみませんか?
【宗陶苑】
〇場所:滋賀県甲賀市信楽町長野1423-13
〇TEL:0748-82-0316
〇HP:http://www.shigarakiyaki.co.jp/top.htm
〇アクセス:
信楽高原鉄道「信楽駅」徒歩20分(電気自動車なら8分くらい)
筆者
滋賀特派員
フナズシマル
皆様に是非訪れてほしいマニアックな滋賀のマニアックなスポットをご紹介していきます!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。