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東海道・石部宿をブラブラ...(湖南市)

カテゴリー:見所・観光・定番スポット 投稿日:2019年2月20日

宿場町・石部
滋賀県湖南市・石部。 かつて東海道の宿場町「石部宿」として栄えた街です。 ❝京発ち石部泊まり❞と言われ、京都を出発した旅人が、1日目の行程を終え宿泊するのにちょうど良い距離にあるのが石部です。 昔の人はおおよそ30~40kmを一日の歩行距離として考えていたのですね。


今回私は石部の酒蔵(竹内酒造)にて蔵開きのイベントがあったので、電車に乗って出かけました。
ちょうどこの日は湖南市の酒蔵を巡りながら東海道を歩く「冬の酒蔵めぐり」ハイキングも開催中、街道を歩く人がいつもより多かったです。


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ローカル線風情満点のJR草津線。琵琶湖線の草津駅で乗り換えて2駅です。かつての旧街道の宿場も遠い昔の話。今ではすっかり寂しい感じの駅周辺。


竹内酒造へはシャトルバスが出ていましたが、あえて東海道を歩くことに。


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歩くといいことがあるものです。普段は公開されていない元脇本陣のお家がこの日だけ見学できるようになってました。
ちなみに本陣がお殿様や公家専用のホテルだとしたら、脇本陣はそのお供の中でも位の高い方のホテルという位置付け。その下に旅籠や木賃宿と泊る人の身分に応じて、宿泊施設のランクがありました。


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中へ入らせてもらうと、代々この家に伝わる雛人形の立派な段飾りや、宿札(誰が泊まっているのかを宿の入り口に掲げる大きな札とのこと)が展示されていました。石部にはほとんど史跡が残っていないと思っていただけに、これには驚きました。




食べ歩き

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脇本陣からすぐのところには和菓子屋さんが。地元で愛される「谷口長栄堂」さん。


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ここのフルーツ大福はいろいろ種類があって美味しいですよ。今の季節ならイチゴ大福、他にも青梅をシロップ漬けした梅大福もオススメ!


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昔は防衛上の観点から、わざわざ道を何度か曲げてあったりしました。見通しを悪くするとか、一気に攻め込まれないようにとの意味合いがあるそうです。この形は宿場町以外でも、城下町などには多い道の形ですね。
そんな直角に曲がったところに「田楽茶屋」があります。広重の「東海道五十三次」の石部宿に描かれた田楽茶屋を再現した建物なんです。田楽とはもちろん豆腐などを串に刺し焼いて味噌をつけたもののこと。この石部宿と草津宿の間にあった目川立場(栗東市)が発祥の地とされています。


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うどん、そばなどの軽食とコーヒーなどがいただけますよ。私もコーヒーでホッコリ一休み...。食べ歩きは楽しいもんです。




能面師との出会い

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田楽茶屋からはしばらく真っ直ぐ歩きます。この先に目指す竹内酒造さんが・・・。
途中右手に厠(かわや=トイレ)と書かれた建物がありました。「いしべ宿驛」という名前の休憩施設のようです。トイレ休憩がてら入ってみます。


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この日はハイキングに合わせて、地元で能面師をされている方が作品を展示されていました。


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私が珍し気に見ていると、いろいろ説明してくださいました。能面を作っているのは、能面師:菅原望元(すがわらぼうげん)さん。
元々は消防士だったそうですが、30代の時に能面の魅力にはまり消防士をやめてこの道に入ったそうです。
安定した消防士を辞めてそれまで全く未経験の伝統工芸の世界へ挑戦するという選択をされた菅原さん、「さぞご家族の反対などもあったでしょう」と話をふると、「嫁さんが支えてくれたおがげやで」とにこやかに仰います。横で奥様も微笑んでおられました。


「人生はこれっ!と言うもんに出会えた時に一歩踏み出せるかどうか...それだけで大きく変わるもんや。あとはとにかくやり続ける、こんなワシでもここまでできるねんで!笑」


今日イチの言葉頂きました。
私も自転車にはまって2、3歩踏み出したつもりでしたが、もう10歩くらい行かないといけませんね。


酒ばっかり飲んでる場合ちゃうで!とどこかから聞こえてきそうですので、今日はこの辺で。



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古より湖と街道の国だった近江。趣味の自転車で走るうち、そんな地元の魅力を再発見し日々ブログにて発信しています。東京から滋賀へと続く東海道・中山道は自転車で走破。五街道制覇が当面の目標です。守山市、草津市を中心に自転車で滋賀の魅力を届ける活動もしています!
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