桜だけじゃない!春の湖岸を彩る「ノウルシ」の群生

公開日 : 2018年04月13日
最終更新 :

ノウルシの群生が見れる公園

この時期、桜ばかりが注目されますが、湖岸を彩るのは桜だけではありません。

高島市新旭の湖岸では野生の「ノウルシ」という植物が鮮やかな黄色で一面を覆う姿を見ることができます。

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新旭浜園地 撮影:Funazushi-maru

今回立ち寄ったのは「新旭浜園地」。

こちらは数台止められる駐車場とトイレや水鳥の観察小屋、遊歩道が整備された公園となっています。

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水鳥の観察小屋 撮影:Funazushi-maru

観察小屋に寄ってみました。

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水鳥が寄ってきた 撮影:Funazushi-maru

水鳥の観察小屋って、初めて入ってみましたが、こちらに気づくことなく水鳥が近づいてきましたよ。

鮮やかな黄色のノウルシ群生地

さて、ノウルシの群生のある場所に向かいます。

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群生地までの遊歩道 撮影:Funazushi-maru

群生地までは木製の遊歩道が整備されています。ところどころ痛んでいますので足元に気を付けて...

ノウルシは湖岸や河川敷など湿地を好む植物。しかしノウルシは準絶滅危惧種に指定されており、その群生が見られる場所は大変少なくなってるそうです。

目の前に鮮やかな黄色が広がり始め...

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ノウルシの絨毯が広がる 撮影:Funazushi-maru

一面の蛍光イエローの絨毯が。こんな景色が湖岸に展開されていたとは...。実は僕も最近まで知りませんでした。

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枯れ木が不思議な雰囲気を演出 撮影:Funazushi-maru

ノウルシの名前の由来はウィキペディアによると、茎葉に傷をつけると漆に似た白い液がでることからきているのだとか。

4月頭から5月にかけてが丁度見頃ということで、GWあたりまでは琵琶湖の沿岸を華やかに彩ってくれているでしょう。

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菜の花に間違えそうですが、よく見ると違いますよ 撮影:Funazushi-maru

これからの季節、自転車で琵琶湖を巡る「ビワイチ」にチャレンジする方も多いと思います。新旭あたりにたどり着いたら、是非湖岸のノウルシを見ながら一休みしてみてはいかがでしょうか。

アクセス:JR新旭駅より乗合タクシーで約35分「針江・大久保」下車、徒歩約10分

問い合わせ先:(公社)びわ湖高島観光協会 TEL:0740-33-7101

筆者

滋賀特派員

フナズシマル

皆様に是非訪れてほしいマニアックな滋賀のマニアックなスポットをご紹介していきます!

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