築城410年で盛り上がる国宝「彦根城」、ひこにゃんも頑張ってる!

公開日 : 2017年09月16日
最終更新 :

今年は彦根城が熱い!

僕も毎週見ているNHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」。

これから後半戦に入り、いよいよ井伊直政(演じるのは菅田将暉さん)が徳川四天王として活躍するまでが描かれます。

そんな井伊直政が初代彦根藩主である彦根城は、今年築城410年の記念の年を迎えて数々の催しで盛り上がっています!

ちなみに僕funazushi-maruは彦根出身。子供のころからお城と言えば「彦根城」。

とはいえ、あまりになじみ深いためか小学校以来彦根城の中には入っていませんが、せっかくこのようなブログを書く立場を

今年与えていただきましたので、久々に彦根城に登城してきました。

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JR彦根駅の西口から真っ直ぐお城の向かうと、中堀、いろは松の先に左右に大きく広がる「佐和口多門櫓」がお出迎え。

向かって右側は櫓の中が「開国記念館」となっており、様々な展示や催しが実施されています。

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現在、冒頭でもお話しした「おんな城主 直虎」スペシャル企画 「大河ドラマに見る井伊家 --「花の生涯」から「おんな城主 直虎」まで--」

が12月10日まで開催されています。

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中ではドラマで使われた数々の小道具や出演者のメッセージ入りサインなど、なかなかレアなアイテムが展示中。

また彦根城の成り立ちや佐和山城の様々な情報も展示されており、コアなお城ファンも楽しめる場所です。

(彦根城への入城券はここでも購入可能。入城券1枚で開国記念館、玄宮園に共通で入ることができますよ)

さて久々の彦根城にいよいよ突入!

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彦根城の正面入り口になる「表門」。

人力車のお兄さんも「井伊の赤備え」姿で雰囲気ばっちりです!人力車に乗らなくても気軽に撮らせてもらえますよ。

表門の入場口を越えると真っ直ぐ石段が続き、登り切ったところにあるのが「天秤櫓」

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この天秤櫓、石垣のところをよく見ると橋の右と左とで石の積まれ方が違うのがわかりますか?

さすがに築城から400年を超える城のため、江戸時代にも大規模な修理がされているのです。右が築城当初で

左が嘉永年間(1848年~1855年)に修理されたものだそうです。

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彦根をさらに熱くさせているのが現在上映中の映画「関ケ原」。(映画「関ケ原」公式サイト

(原作:司馬遼太郎 出演:岡田准一、役所広司 他)

この映画の特別展をこの天秤櫓内にて9月18日(あっ、しまった明後日ではないかい・・・)まで開催中なんです。

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中では映画で使われた石田三成、徳川家康の鎧や衣装、彦根のロケ地情報など、映画を楽しむための情報がいっぱいです。

また西軍・東軍どちらを応援するかをシールで貼ったり(僕が行ったときは西軍が勝ってました)、

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さすがSNSを意識してますね!

足軽の衣装を着て自由に撮影でき、それをインスタなんかでハッシュタグをつけて投稿すると抽選で毎週1名にプレゼントがもらえる

キャンペーンも実施されていました!

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インスタ映えする小道具も豊富に置いてありましたよ。

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さて、天秤櫓を過ぎて太鼓櫓を抜けると・・・、

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これが国宝「彦根城」天守閣! やっぱお城と言ったら彦根城ですよ!コンパクトですが美しい!!

現存する天守閣は全国で12天守ですが、国宝は5つのみ。彦根城はその1つにあたる大変貴重なお城。

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彦根城のある金亀山からは琵琶湖も見え、景色がめっちゃ良いんです。

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本丸から井戸曲輪を抜け、黒門から出ると彦根藩御殿の「楽々園」「玄宮園」があります。

庭園から望む彦根城もこれからの季節は写真映えしますよ!

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日本を開国へと導いた大老 井伊直弼の像。彦根を代表する歴史上の英雄ですね。

でもやっぱり、現在の英雄はこっちでしょ。

ひこにゃんは相変わらず大人気でした!

1日3回、彦根城博物館前に現れますが、毎回大勢の女性や子供たちで会場は一杯。

「かわいいーーー‼」という声があちこちから飛び交っております・・・。さすがの直政や直弼もひこにゃんには

勝てませんね。

筆者

滋賀特派員

フナズシマル

皆様に是非訪れてほしいマニアックな滋賀のマニアックなスポットをご紹介していきます!

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