エジプトでラマダン。同じ国でも場所によりラマダン感は違うようで。

公開日 : 2015年06月28日
最終更新 :
筆者 : Yumiko Aboud

2015年のラマダン(イスラム教徒は日中断食をする月)は6/18〜7/16(イスラム暦のため毎年11日ほどずれる)、突入してすでに10日ほど経ちました。

イスラム教徒が90%のエジプトでは、日本でいうお正月レベルの国家的イベント。

「断食」のストイックな響きとは対照的に

日没後はいたるところでスペシャルイフタール(断食明けの食事)メニューが振る舞われ、この時期のみのお菓子とか限定商品がバンバン売れたり、家族や友人と大人数で集まる機会が増えたり

むしろ普段より食料消費率が上がる上に、日の出前の貯め喰いのせいか人によっては体重が増加する不思議な月です。

数日前からファヌース(ラマダン仕様のランプ)がいたる中で見られ「もうすぐラマダンだ!」という人々のワクワク感が感じられたカイロに比べ

西洋人の多いシャルム・・・全然ラマダン感なし。とってつけたような観光客向けラマダンの飾りがぽつぽつあるくらい。

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スーパーが一番ラマダン感&買いだめする地元エジプト人で大混雑。

シャルムは西洋人が多いため、カイロではラマダン中控えられるベリーダンスショーも平常通り(なので、この時期だけシャルムに出稼ぎにくるダンサーもいる)、日中からオープンしてるレストランやカフェが豊富。

ラマダン独特の雰囲気を味わうにはちょっと物足りないとはいえ、この時期のエジプト旅行中でもシャルムならあまり困らないのは嬉しい限り。

もちろん断食をしているエジプト人もいますので、ちょっと配慮しつつもぜひ旅を楽しんでください。

ただしシャルムでさえ銀行等の公共機関はラマダンゆえの短縮営業なのでご注意を。

サラーム♥︎

エジプトの日常生活はこちらもチェック!→♥︎かわいいエジプト生活♥︎

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