新型コロナウイルス、上海の状況(2020年3月8日現在)

公開日 : 2020年03月09日
最終更新 :
筆者 : さくぞー

2020年3月8日現時点の新型コロナウイルス肺炎について、上海の状況をお伝えします。

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1.現在の新型肺炎の累計確定症例数

2020年3月8日現在

上海市342例、江蘇省631例、浙江省1215例、

安徽省990例、江西省935例

【危険度】

◾️湖北省全域と温州市

感染症危険レベルは3

→渡航は止めてください(渡航中止勧告)

◾️上記以外の中国全土

感染症危険レベルは2

→不要不急の渡航は止めてください

2.日本からの上海到着便に対する隔離措置

2020年3月4日より

日本から上海虹橋空港及び上海浦東空港への到着便においては、全旅客を対象として以下の措置が求められます。

①上海に自宅がある場合

14日間の自宅隔離が求められる方向となります。

この場合、空港から自宅への移動方法については空港にて検疫当局から指示されます。

②上海に自宅がなく上海市に滞在する場合(出張者等の一時渡航旅客)

上海市政府が指定する施設で、隔離(最大14日間)が求められる方向となります。

この場合、各空港から指定施設まではAOC(空港公団)が手配する車両により、集団で移動することとなります。

3.日本人学校再開白紙

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新型コロナウイルスの収束がいまだ見通せない状況により、開校日再開は白紙となりました。

4.上海の罹患者数の推移

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上海の罹患者数は落ち着いてきた傾向にあります。

現時点で342名、2020年3月8日の増加の報告はありません。

直近の増加である新規確定症例計4例は、すべて新規輸入症例(海外から中国に入国感染者)でした。

罹患者342名中314名は回復し、退院しています。

前回と変更がない点

・上海市の緊急事態発令

・現在営業停止施設

・企業民間中止事項

・公共機関

・発熱した場合

・デマ検証サイト

・予防対策

・健康登記表の提出

・日本⇔上海線の減便および運休

・日本語診療が受けられる医療機関

・タクシー乗車時の電話登録義務化

2020年1月26日、2月3日、2月10日、2月23日、3月1日の記事を参照ください。

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刻々と状況が変動しておりますので、外務省の公式Webサイトなどをチェックし、不要不急の外出を控え気をつけてお過ごしくださいませ。

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