韓国の旧正月の風景を探してみました。
アニョハセヨ!ソウル2特派員のmineyです。
韓国では旧暦でお正月を家族で過ごす風習があり、今日2月1日は旧暦1月1日でソルラル(설날)と言います。
2022年の今年は土日をプラスして、1月29日~2月2日の5連休になります。コロナ禍ですが、家族と過ごすために実家や義理家族の家へ訪れる人が多いです。韓国の旧正月は中華圏の旧正月や日本のお正月のように町中が飾りつけで華やかにはならないのですが、それでもこの時期に見られる風景を探してみました。
帰省前の高速バスターミナルの様子
日本の年末年始のように韓国では旧正月を実家で家族と過ごすことが多いため、高速バスターミナルはキャリーケースやお土産を持っている人が多かったです。
高速バスターミナル内のお店やGOTO MALLは2月1日がお休みのところが多く、このようなお知らせが貼られていました。
この文具店のお知らせには새해 복 많이 받으세요(新年多くの福が訪れますように)と新年の挨拶が書かれています。
旧正月の贈り物
高速バスターミナルの中にある新世界百貨店の贈り物売場は旧正月前のため、多くの人でごった返していました。
この時期になると、多くの人が会社や取引先などからもらった贈り物を片手に移動します。
私の会社からの贈り物はツナ缶セットでした。全体的に食品が多いかなと思います。
ツナは料理にいろいろ使えそうなので、ちょっと嬉しかったです。
旧正月の食事といえば、トックッ
この時期に食べるものはトックッ(떡국)と呼ばれる韓国の平らなお餅が入ったお雑煮です。旧正月だけでなく、年が明けた新暦の1月1日にも食べられます。
この写真のトックッは私の会社の社食で今年の仕事始めに出た昼食です。お餅だけでなくマンドゥと呼ばれる蒸し餃子も入っています。家庭や地域によって味が違いますが、ソウルでは蒸し餃子を入れるところが多いようです。韓国ではトックッを食べると1歳年を取ると言われています。ボリュームたっぷりで1年間元気になれそうです。
韓国の旧正月は外で新年を祝うというよりは田舎に帰って家族とゆっくり過ごす時期なので、ソウルは静かになります。コロナ禍で感染者数の拡大が心配ですが、私もおうちで穏やかに過ごそうと思います。
筆者
韓国特派員
miney
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