11月11日はペペロデー!新商品ペペロを食べ比べてみました。
アニョハセヨ! ソウル2特派員のmineyです。
11月に入り、韓国のコロナ対策はウィズコロナへと転換し、食堂やカフェは時間制限がなくなるなるなど、規制が大きく緩和されました。
一方、先月末のハロウィンイベントのためか、ソウルの感染者は激増している状況です。
韓国の11月はペペロデー、大学修能試験(日本の共通テストのような試験)、キムジャン(キムチをまとめて漬ける行事)などイベントが目白押し。
今回はその中のペペロデーについて紹介します。
ペペロとは?
ペペロとは韓国のロッテ製菓が1983年に発売した細長いビスケットにチョコレートコーティングされたお菓子のことです。グリコのポッキーと非常に似ていますね......。
ペペ(빼빼)がガリガリ、痩せている状態という意味でペペロと名づけられたそうです。
ペペロデーとは?
ペペロデーは11月11日でペペロが4つ並んでいる数字から来ています。
一説によると、当時の女子中学生がペペロを食べると痩せるという願いを込めてプレゼントし合ったのが始まりだと言われています。
11月11日頃になると、好きな人、お世話になっている人に市販のペペロや手作りペペロを渡すのが韓国の文化です。
バレンタインデーとちょっと似ていますね。
ペペロデー前の陳列風景
いくつかのお店へ行き、ペペロの陳列の様子を見てみました。
まずは近所のスーパーの陳列です。
ロッテ系列のスーパーだからかペペロ推しがすごいですね。
ペペロデー向けの特別パッケージがいくつかありました。
大きめのペペロはもらったらうれしいですね。
次は雑貨ショップのART BOXへ
学生さんがよく利用するお店なので、手作りのためのラッピングや手作り風のペペロのラインアップが多かったです。
韓国でも人気のダイソーもペペロデー推しです。
ペペロだけでなくポッキーも並んでいました。
こちらもラッピンググッズが豊富に取り揃えてあります。
コンビニの陳列も負けていません。
入口にドーンと並んでいました。
コンビニは新商品を多めに出している感じで、ポッキーが上2段を占めていました。
ペペロ新商品のラインナップ
では、今年発売された新商品のペペロを紹介します!
新商品はスーパーやコンビニなどで売られていて、コンビニでは1500ウォン(2021年11月のレートで145円ほど)、スーパーでは1200ウォン(115円ほど)、ダイソーでは1000ウォン(96円ほど)で売られていました。
ネットで調べると、ほかにもさまざまな新商品が売られているようですが、私が見つけられたのはこちらの6種類です。
サイドのデザインも凝っていますよ!
キャラクターバージョンと商品写真バージョンです。
反対側にはメッセージが!
書き込めるように空白のものもありますが、「あなた、魅力あるね」、「いつもあなたを応援してる」など、一つひとつ違ったメッセージがあるので、渡したい人に合ったメッセージのパッケージを探すか、空白のものを選んで買うのがいいかなと思います。
では、新商品のペペロを食べ比べてみましょう。
コッカルコーン
コッカルコーンは日本のとんがりコーンのようなお菓子でそれをイメージしたペペロです。
トウモロコシチップが入っていて、トウモロコシの甘~い香りがします。
味は甘じょっぱいチョコクリームで香ばしさがありました。
済州みかん
農産物共生プロジェクトの一環で今年は済州島の特産物のみかん味を発売。
ちなみに昨年は利川のお米味で、完売だったそうです。
開けるとふわっと甘酸っぱいみかんの香り。
済州みかんの粉末が入っているので、ちゃんとみかんの味がします。
ヌードクリームチーズ
ヌードとは中にクリームが入ったバージョンのことです。
酸っぱい香りがして、しっかりクリームチーズ(デンマーク、イギリス、ドイツなどのもの)の味です。
ワールドコーン
ワールドコーンというコーンアイスをイメージしたペペロです。
味はびっくり、ワールドコーンがしっかり再現されています。
バニラとチョコにアーモンドがぎっしり詰まっていました。
ハニーバターアーモンド
加工バターとアカシア蜂蜜入りペペロです。
とても濃厚で蜂蜜の甘さもたっぷり。濃いめのコーヒーが飲みたくなる甘さでした。
ジョースバー
ジョースバーというアイスバーをイメージしたペペロです。
オレンジとイチゴと書いてありますが、味は......オレンジが強めでちょっとイチゴが感じられました。
おまけ:ポッキーの新商品 黄金バター(バターキャラメルクリーム)
韓国でもグリコのポッキーが売られていて、ペペロに負けず劣らず頑張っています。
今年の新商品は黄金バター(バターキャラメルクリーム)味。
日本のブラウンバターが入っているというので、おいしさが気になります!
ペペロよりも細身でバターキャラメルクリームという名の通りキャラメルの甘さにとろけました。
個人の感想ですが、ペペロはお菓子やアイスのコラボ商品が多く面白感を出していますが、意外と味が本格的で、ポッキーは上質さをアピールしている感じがしました。
コロナが収束し、渡航できた時にぜひ韓国のペペロや韓国のポッキーを味見してみてください。
筆者
韓国特派員
miney
ソウルの最新スポットやグルメ、生活情報などを中心にお届けします。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。