新型コロナウイルス感染症拡大防止による日本人渡航者に関する規制について

公開日 : 2020年03月20日
最終更新 :

新型コロナウイルス感染症拡大防止による外国人渡航者に関する規制国家が拡大するなかで、3月9日から日本人渡航者に対する査証免除と発行査証の効力が暫定停止されています。

また、日本から入国するすべての渡航者に対し、特別入国手続きが実施されています。

法務部出入国外国人政策本部による日本人渡航者に関する規制は、次のようになっています。

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新型コロナウイルス感染症遮断のための日本査証免除(無査証)停止のお知らせ

■新型コロナウイルス感染症のための措置で、次の通り施行します。

1.日本国民に対する査証免除(無査証)の暫定停止

(すべての有効な日本旅券―外交旅券および公用旅券を含む)

→日本国旅券(外交官旅券および公用旅券を含む)の所持者に対し、韓国への入国時、ビザなしで入国できていましたが、一時的に査証免除が停止されています。3月9日午前0時以降は、新たにビザの発行が必要です。

2.日本内の大韓民国公館が発行した日本国民に対する査証(ビザ)効力の暫定停止

*国内に外国人登録(永住資格を含む)または居所申告が有効な場合を除く

→3月9日以前に駐日韓国公館から日本国民に対し発行されているビザの効力が全て停止されます。一時有効ビザおよび数次有効ビザも該当します。但し、韓国に在住する韓国に外国人登録(永住資格を含む)をしている場合、または居所申告が有効な場合は、上記の措置は適用されません。

3.日本内の大韓民国公館、すべての外国人に対する新規査証発行審査の強化

→すべての駐日韓国公館に査証を申請するすべての外国人に対して、自筆で作成した【健康状態確認書】の提出が義務化され、十分な審査を経た上でビザの発行が決定されます。今後の状況によっては、病院で発行された健康確認書(診断書)の提出を要求される場合もあります。

但し、緊急かつ人道的な理由が認められる場合は、公館長の判断で例外が認められるケースもあります。

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現在ビザがない場合、航空会社や船舶会社、旅行会社の現地発券の段階で規制されており、すでに発券されている場合は、購入した航空会社や旅行会社などで払戻しが行われています。

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉

海外に渡航する場合は、渡航先、経由先の国がビザ発給や入国の制限をしていないか必ずご確認ください。状況、環境は日々変化しますので予告なしに入国制限などが実施されることも予想されます。最新情報、情報の詳細は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。

筆者

韓国特派員

なかしまかずえ

1997年から韓国に在住。皆さんと共有したいソウルでの楽しい情報を、まったりとお届けします。

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